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いり-た・つ 【入り立つ】 (動タ四)🔗🔉

いり-た・つ 【入り立つ】 (動タ四) (1)そこにはいり込む。「臣の子の八重の柴垣―・たずあり/古事記(下)」 (2)親しく出入りする。つきあう。「山の井の大納言は―・たぬ御せうとにてもいとよくおはすかし/枕草子 104」 (3)物事に深く立ち入る。通じる。「遊びの道にも―・ち給へり/宇津保(藤原君)」

いり-だね [2] 【煎り種・炒り種】🔗🔉

いり-だね [2] 【煎り種・炒り種】 米・糯粟(モチアワ)などを蒸して干し,さらに煎ったもの。和干菓子の材料とする。

いり-たまご [3][4] 【煎り卵・炒り玉子】🔗🔉

いり-たまご [3][4] 【煎り卵・炒り玉子】 鶏卵をといて調味料を加え,かきまぜながら加熱した料理。

いり-ちがい ―チガヒ [0] 【入(り)違い】🔗🔉

いり-ちがい ―チガヒ [0] 【入(り)違い】 (1)「いれちがい(入違)」に同じ。 (2)紋様で,二つが互いに交錯していること。入違葵(アオイ)・入違沢瀉(オモダカ)など。

いり-ちょう ―チヤウ [0] 【入(り)帳】🔗🔉

いり-ちょう ―チヤウ [0] 【入(り)帳】 入金を書き入れる帳面。「年中―の銀高(カネダカ)つもりて,世帯まかなふ事也/浮世草子・胸算用 3」

いり-つ・く [3][0] 【煎り付く・炒り付く】🔗🔉

いり-つ・く [3][0] 【煎り付く・炒り付く】 ■一■ (動カ五[四]) (1)鍋に入った物が焦げつく。「魚ガ―・イタ/ヘボン」 (2)音などが気持ちをいら立たせる。「―・くやうな其の声に/青春(風葉)」 ■二■ (動カ下二) ⇒いりつける

いり-つ・ける [0][4] 【射り付ける】 (動カ下一)[文]カ下二 いりつ・く🔗🔉

いり-つ・ける [0][4] 【射り付ける】 (動カ下一)[文]カ下二 いりつ・く 強い光が焼き尽くすように物に当たる。

いり-つ・ける [4][0] 【煎り付ける・炒り付ける】 (動カ下一)[文]カ下二 いりつ・く🔗🔉

いり-つ・ける [4][0] 【煎り付ける・炒り付ける】 (動カ下一)[文]カ下二 いりつ・く 食べ物を火にかけ,水気がなくなるまで熱を加える。「おからを―・ける」

いりでっぽう-に-でおんな イリデツパウ―デヲンナ 【入鉄砲に出女】🔗🔉

いりでっぽう-に-でおんな イリデツパウ―デヲンナ 【入鉄砲に出女】 江戸幕府が,箱根・栗橋・碓氷(ウスイ)などに関所を設け,鉄砲の搬入と,江戸に留めおかせた諸侯の婦女の関の通過とを厳重に改めたこと。

大辞林 ページ 139048