複数辞典一括検索+

いわい-ごと イハヒ― 【斎事】🔗🔉

いわい-ごと イハヒ― 【斎事】 心身を清浄にして神をまつること。「仰せたまひし次(ツギテ)のまにまに,―仕へまつりて/祝詞(出雲国造神賀詞)」

いわい-づき イハヒ― 【斎月・祝ひ月】🔗🔉

いわい-づき イハヒ― 【斎月・祝ひ月】 〔忌みつつしむべき月の意〕 正月・五月・九月を凶の月として避けて呼ぶ名称。「取分け―鬢附け・元結を調へ,人交りもしたからう/浄瑠璃・油地獄(下)」

いわい-どの イハヒ― [0] 【斎殿】🔗🔉

いわい-どの イハヒ― [0] 【斎殿】 神をまつる建物。また,潔斎のため神職のこもる建物。

いわい-ぬし イハヒ― 【斎主】🔗🔉

いわい-ぬし イハヒ― 【斎主】 神をまつる人。神事をつかさどる人。神主。「汝を用(モ)て―として/日本書紀(神武訓)」

いわい-の-みや イハヒ― 【斎宮】🔗🔉

いわい-の-みや イハヒ― 【斎宮】 「いつきのみや{(1)(2)}」に同じ。「―を五十鈴の川上に興(タ)つ/日本書紀(垂仁訓)」

いわい-びと イハヒ― 【斎人・忌人】🔗🔉

いわい-びと イハヒ― 【斎人・忌人】 神をまつる人。神職。「―となりて仕へ奉らむ/古事記(中訓)」

いわい-べ イハヒ― 【斎瓮・忌瓮】🔗🔉

いわい-べ イハヒ― 【斎瓮・忌瓮】 神に供えるための忌み清めた容器。いみべ。いむべ。「草枕旅行く君を幸(サキ)くあれと―すゑつ/万葉 3927」

いわい-や イハヒ― 【斎矢・忌矢】🔗🔉

いわい-や イハヒ― 【斎矢・忌矢】 神聖な矢。合戦の初めに吉兆を神に祈って両軍が射交わした。「先づ―はなつべし/古事記(中訓)」

いわ-い イハ 【石井・岩井】🔗🔉

いわ-い イハ 【石井・岩井】 岩間のわき水を水汲み場としたもの。「―くむあたりのをざさ玉こえてかつがつ結ぶ秋の夕露/新古今(夏)」

いわい イハ 【岩井】🔗🔉

いわい イハ 【岩井】 茨城県南西部,利根川北岸にある市。猿島(サシマ)茶を産する。平将門の遺跡が多い。 →猿島

いわい イハ 【岩井】🔗🔉

いわい イハ 【岩井】 姓氏の一。

いわい-はんしろう イハハンシラウ 【岩井半四郎】🔗🔉

いわい-はんしろう イハハンシラウ 【岩井半四郎】 歌舞伎俳優。屋号大和屋。 (1)(初世)(1652-1699) 元禄期(1688-1704)大坂で座元をつとめ,立役としても活躍。 (2)(四世)(1747-1800) 明和から寛政(1764-1801)にかけて活躍した江戸の女方。世話物の演技に新生面を開き,四世以降女方専門となった。 (3)(五世)(1776-1847) 文化・文政期(1804-1830)の代表的女方。四世の子。前名は粂三郎(クメサブロウ),俳名は杜若(トジヤク),通称を大太夫。生世話(キゼワ)物を得意とし,毒婦・悪婆役を創演した。

大辞林 ページ 139087