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いわく-つき イハク― [0] 【曰く付き】🔗🔉

いわく-つき イハク― [0] 【曰く付き】 (1)何か込み入った事情や複雑ないきさつがあること。「―の骨董品」 (2)犯罪の前歴など不都合な経歴があること。「―の男」

いわく-まど イハク― [4] 【曰く窓】🔗🔉

いわく-まど イハク― [4] 【曰く窓】 真ん中に横木がはいって,「曰」の字のようになっている窓。武家屋敷の道に面した所に用いられた。

いわ・く イハク 【結く】 (動カ五[四])🔗🔉

いわ・く イハク 【結く】 (動カ五[四]) 「ゆわく」の転。「髪を―・く」「ひもで―・く」 [可能] いわける

いわ・く 【稚く】 (動カ下二)🔗🔉

いわ・く 【稚く】 (動カ下二) おさないさまである。「なほ,いと―・けて,強き御心おきてのなかりける事/源氏(夕霧)」 〔歴史的仮名遣いは「いはく」「いわく」の両説がある〕

いわ-くえ イハ― 【岩崩え】🔗🔉

いわ-くえ イハ― 【岩崩え】 〔「くえ」は「くゆ(崩)」の連用形の名詞化〕 岩の崩れること。また,崩れた所。「鎌倉の見越の崎の―の/万葉 3365」

いわ-ぐすり イハ― [3] 【石斛】🔗🔉

いわ-ぐすり イハ― [3] 【石斛】 セッコクの別名。

いわ-くずれ イハクヅレ [3] 【岩崩れ】🔗🔉

いわ-くずれ イハクヅレ [3] 【岩崩れ】 大雨などで岩が崩れること。

いわ-くだす イハ― 【岩下す】 (枕詞)🔗🔉

いわ-くだす イハ― 【岩下す】 (枕詞) 「かしこし」にかかる。「―畏くとも吾(アレ)養はむ/日本書紀(仁徳)」 〔「岩壊(クダ)す」とする説もある〕

いわくに イハクニ 【岩国】🔗🔉

いわくに イハクニ 【岩国】 山口県東部,広島湾に臨み錦川の河口にある市。近世,吉川(キツカワ)氏の城下町。石油化学コンビナート・紡績工業などが立地。錦帯橋・白蛇生息地がある。

いわくに-ちぢみ イハクニ― [5] 【岩国縮】🔗🔉

いわくに-ちぢみ イハクニ― [5] 【岩国縮】 岩国地方に産する木綿縮。夏の単衣(ヒトエ)地とする。

いわくに-ばんし イハクニ― [5] 【岩国半紙】🔗🔉

いわくに-ばんし イハクニ― [5] 【岩国半紙】 岩国地方に産する,コウゾを原料とした上質の半紙。天正年間(1573-1592)につくり始められた。岩国紙(イワクニガミ)。

大辞林 ページ 139092