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いわ-ば イハ― [1][2] 【言わば】 (副)🔗⭐🔉
いわ-ば イハ― [1][2] 【言わば】 (副)
〔動詞「言う」の未然形に接続助詞「ば」の付いたものから〕
たとえて言えば。言ってみれば。「中江兆民は―東洋のルソーだ」
いわ-はし イハ― 【岩橋・石橋】🔗⭐🔉
いわ-はし イハ― 【岩橋・石橋】
〔「いわばし」とも〕
(1)川を渡るために置かれた飛び石。「上つ瀬に―渡し下つ瀬に打橋渡す/万葉 196」
(2)石でできた橋。「くれゆけばこの下くらき―の/夫木 21」
(3)役小角(エンノオヅノ)が葛城山の神に命じてかけさせようとした石橋。容貌の醜い葛城神が昼間働くことを嫌ったので完成しなかったことから,男女の仲が中途で絶えることをいう。「―のよるの契も絶えぬべし明くるわびしきかづらきの神/拾遺(雑賀)」
いわはし-の イハ― 【岩橋の】 (枕詞)🔗⭐🔉
いわはし-の イハ― 【岩橋の】 (枕詞)
飛び石の間隔の近い意で,比喩的に「間」「間近し」「遠し」などにかかる。「―間近き君に恋ひわたるかも/万葉 597」「―遠き心は思ほえぬかも/万葉 2701」
いわはし イハハシ 【岩橋】🔗⭐🔉
いわはし イハハシ 【岩橋】
姓氏の一。
いわはし-ぜんべえ イハハシゼンベ
【岩橋善兵衛】🔗⭐🔉
いわはし-ぜんべえ イハハシゼンベ
【岩橋善兵衛】
(1756-1811) 江戸後期の技術者。和泉国の人。寛政の頃本格的な望遠鏡を作る。優れた性能で幕府天文台や伊能忠敬も使用。
【岩橋善兵衛】
(1756-1811) 江戸後期の技術者。和泉国の人。寛政の頃本格的な望遠鏡を作る。優れた性能で幕府天文台や伊能忠敬も使用。
いわはし-たけお イハハシタケヲ 【岩橋武夫】🔗⭐🔉
いわはし-たけお イハハシタケヲ 【岩橋武夫】
(1898-1954) 社会事業家。大阪生まれ。早大在学中に失明。エジンバラ大学卒業。1935年(昭和10)日本最初のライトハウスを大阪に設立するなど,盲人福祉に指導的役割を果たす。
いわ-ばし・る イハ― 【石走る】 (動ラ四)🔗⭐🔉
いわ-ばし・る イハ― 【石走る】 (動ラ四)
水が岩にぶつかってしぶきをあげながら流れる。「―・り激(タギ)ち流るる泊瀬川/万葉 991」
いわ-ばしる イハ― 【石走る】 (枕詞)🔗⭐🔉
いわ-ばしる イハ― 【石走る】 (枕詞)
(1)水が激しく岩にあたって砕ける意で,「滝」「垂水(タルミ)」にかかる。「―滝もとどろに鳴く蝉の/万葉 3617」「―垂水の水の/万葉 3025」
(2)地名「近江」にかかる。かかり方未詳。「―近江の国の楽浪(ササナミ)の大津の宮に/万葉 29」
大辞林 ページ 139104。