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いわ-れ イハ― [0] 【謂れ】🔗🔉

いわ-れ イハ― [0] 【謂れ】 〔動詞「言ふ」に受け身の助動詞「る」の付いた「言はる」の名詞化〕 (1)(そう言われる)理由。わけ。「後ろ指をさされる―はない」 (2)由緒(ユイシヨ)。来歴。「―ある家柄」「神社の―を物語る」

いわれ-いんねん イハ―エン [0] 【謂れ因縁】🔗🔉

いわれ-いんねん イハ―エン [0] 【謂れ因縁】 物事のいわれと因縁。物事の由来。「其―が少しづつ分るやうになつて来て/福翁自伝(諭吉)」

いわれ イハレ 【磐余】🔗🔉

いわれ イハレ 【磐余】 奈良県桜井市,天香久山の北東麓(ロク)の地域の古地名。神武天皇が八十梟帥(ヤソタケル)を討ったという地。((歌枕)) 〔多く「言われ」とかけて歌われた〕

いわれ-の-いけ イハレ― 【磐余の池】🔗🔉

いわれ-の-いけ イハレ― 【磐余の池】 奈良県桜井市阿部付近にあったと推定される池。大津皇子の辞世歌に歌われた。((歌枕))「ももづたふ―に鳴く鴨を今日のみ見てや雲隠りなむ/万葉 416」

いわれ-ざる イハレ― 【言はれざる】 (連体)🔗🔉

いわれ-ざる イハレ― 【言はれざる】 (連体) 〔「ざる」は打ち消しの助動詞「ず」の連体形〕 不必要な。余計な。いらざる。「はて,―お世話ぢやなう/歌舞伎・幼稚子敵討」

いわれ-な・い イハレ― [4] 【謂れ無い】 (形)[文]ク いはれな・し🔗🔉

いわれ-な・い イハレ― [4] 【謂れ無い】 (形)[文]ク いはれな・し 正当な理由がない。納得できる根拠がない。「―・い差別」「―・く援助を受けるわけにはいかない」

いわれ-ぬ イハレ― 【言はれぬ】 (連体)🔗🔉

いわれ-ぬ イハレ― 【言はれぬ】 (連体) 〔「れ」は可能の助動詞「る」の未然形,「ぬ」は打ち消しの助動詞「ず」の連体形〕 (1)言ってはならない。無理な。「―事なし給ひそ/竹取」 (2)余計な。無用な。「―気骨折らるる/浄瑠璃・油地獄(中)」

いわ-れんげ イハ― [3] 【岩蓮華】🔗🔉

いわ-れんげ イハ― [3] 【岩蓮華】 ベンケイソウ科の多年草。岩上やわらぶき屋根の上などに生える。葉は多肉質,淡緑色でへら形をなし,短い茎の頂に蓮華の花(ハスの花)状に多数つき美しい。秋,枝先の円錐(エンスイ)状の花穂に白色五弁の小花を多数密につける。観賞用。 岩蓮華 [図]

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