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うたい ウタヒ [0] 【謡】🔗🔉

うたい ウタヒ [0] 【謡】 〔動詞「うたう」の連用形から〕 能楽の詞章,およびそれに曲節をつけたもの。また,それを謡うこと。 →謡曲

うたい-こう ウタヒカウ [0][2] 【謡講】🔗🔉

うたい-こう ウタヒカウ [0][2] 【謡講】 同好の人々が集まり謡曲を謡う会。謡曲稽古の集まり。

うたい-ざ ウタヒ― [0] 【謡座】🔗🔉

うたい-ざ ウタヒ― [0] 【謡座】 能舞台で,地謡(ジウタイ)の座る所。舞台の見所(ケンジヨ)から見て右手の勾欄(コウラン)の内にある。地謡座。

うたい-ぞめ ウタヒ― [0] 【謡初(め)】🔗🔉

うたい-ぞめ ウタヒ― [0] 【謡初(め)】 (1)新年になって初めて謡曲を謡うこと。[季]新年。《敷舞台拭き清めあり―/虚子》 (2)新年になって初めて殿中で謡曲を謡う儀式。

うたい-ぼん ウタヒ― [0] 【謡本】🔗🔉

うたい-ぼん ウタヒ― [0] 【謡本】 謡曲の詞章を記し,そのわきに譜を付けた本。

うたい-もの ウタヒ― [0] 【謡い物・歌い物】🔗🔉

うたい-もの ウタヒ― [0] 【謡い物・歌い物】 (1)日本音楽(特に近世邦楽)の声楽の種目分類概念。「語り物」に対する。歌詞の意味内容の伝達よりも旋律の変化などの音楽的情緒表現を重視する傾向の強い種目。地歌・箏曲(ソウキヨク)・長唄・端唄・うた沢・小唄など。うたもの。《歌物》 (2)雅楽で,声楽曲の総称。特に催馬楽(サイバラ)と朗詠の二曲種をいう。 →曲(ゴク)の物 (3)地歌で,謡曲の詞章を歌詞とした曲。《謡物》

う-だい [1] 【宇内】🔗🔉

う-だい [1] 【宇内】 天下。世界。「昨日までは―万国を戦慄(センリツ)せしめし,其獅威差(シイザル)も/自由太刀余波鋭鋒(逍遥)」

う-だい 【有待】🔗🔉

う-だい 【有待】 〔仏〕 〔「うたい」とも〕 有限ではかない人間という存在。「位は如来にをとり給へる―の御身を持ちながら/保元(上)」

うたい-あ・げる ウタヒ― [5] 【歌い上げる・謳い揚げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 うたひあ・ぐ🔗🔉

うたい-あ・げる ウタヒ― [5] 【歌い上げる・謳い揚げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 うたひあ・ぐ (1)詩歌に詠んでたたえる。《歌上》「大自然の美を見事に―・げる」 (2)盛んにいいたてる。《謳揚》「公約を―・げる」

大辞林 ページ 139337