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うた-ことば [3] 【歌詞】🔗🔉

うた-ことば [3] 【歌詞】 主に和歌に用いられて,日常語や普通の文にはあまり用いられない言葉。「小夜(サヨ)」「手折(タオ)る」など。歌語。

うた-ざいもん [3] 【歌祭文】🔗🔉

うた-ざいもん [3] 【歌祭文】 江戸時代の俗謡の一。芸能化した祭文で,浪花節(ナニワブシ)の源流。初め山伏が錫杖(シヤクジヨウ)を振り法螺貝(ホラガイ)を吹いて神仏の霊験などを語ったが,のちには三味線の伴奏で市井の事件などをいち早く読み込み,その伝播(デンパ)の役も果たした。でろれん祭文。祭文節。 →祭文

うたざわ ウタザハ [0] 【歌沢・哥沢】🔗🔉

うたざわ ウタザハ [0] 【歌沢・哥沢】 三味線音楽の一種目。幕末期の江戸の端唄大流行の中で歌沢連と称する一同好団体(中心人物は歌沢笹丸,のち大和大掾(ヤマトノダイジヨウ)を受領)が,渋い味の端唄を歌い広めたのに始まる。のちに歌沢寅右衛門の寅派と哥沢芝金(シバキン)の芝派の二派に分かれた。両派を合わせて呼ぶ際には「うた沢」と書く。

うたざわ-ささまる ウタザハ― 【歌沢笹丸】🔗🔉

うたざわ-ささまる ウタザハ― 【歌沢笹丸】 (1797-1857) 歌沢節の創始者。本名,笹本彦太郎。江戸の生まれ。幕臣。安政四年(1857)歌沢大和大掾(ヤマトノダイジヨウ)を受領して家元となる。

うたじづくし 【歌字尽し】🔗🔉

うたじづくし 【歌字尽し】 江戸時代の初学者用の書。紛らわしい漢字の異同を,「点打てば水は氷に木は本よ大に点あり犬と読むなり」などのように和歌にして集めたもの。

うたしない 【歌志内】🔗🔉

うたしない 【歌志内】 北海道中部の市。石狩炭田北部の産炭地として発展。近年,鉱山閉鎖が相次ぎ,人口も減少。

うた-じゃみせん [3] 【唄三味線】🔗🔉

うた-じゃみせん [3] 【唄三味線】 長唄や清元の伴奏用に使う,細棹あるいは中棹の三味線。うたざみせん。

うた-じょうるり ―ジヤウルリ [3] 【唄浄瑠璃】🔗🔉

うた-じょうるり ―ジヤウルリ [3] 【唄浄瑠璃】 (1)唄がかった浄瑠璃。浄瑠璃は本来は語り物であるが,その中で唄物的傾向の強い流派。河東節・一中節・宮薗節・新内節・常磐津節・清元節など,義太夫節以外の諸流をさす。 (2)長唄の曲種分類。浄瑠璃的性格をもった長唄。特に一八世紀後半に富士田吉次が作曲・演奏した「安宅松(アタカノマツ)」ほかの数曲をさす。

大辞林 ページ 139346