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うちたえ-て 【打ち絶えて】 (副)🔗🔉

うちたえ-て 【打ち絶えて】 (副) (下に打ち消しの語を伴って)まったく。すっかり。「―内,春宮にも参り給はず/源氏(賢木)」

うち-た・える [4][0] 【打(ち)絶える】 (動ア下一)[文]ヤ下二 うちた・ゆ🔗🔉

うち-た・える [4][0] 【打(ち)絶える】 (動ア下一)[文]ヤ下二 うちた・ゆ 交際や関係などがまったく絶える。「寺とはいつとはなしに―・えてゐたが/銀の匙(勘助)」

うち-たお・す ―タフス [4][0] 【打(ち)倒す】 (動サ五[四])🔗🔉

うち-たお・す ―タフス [4][0] 【打(ち)倒す】 (動サ五[四]) (1)なぐり倒す。「暴漢を―・す」 (2)(「撃ち倒す」とも書く)銃砲で撃って倒す。 (3)「倒す」を強めたいい方。「部屋の戸―・して/落窪 2」 [可能] うちたおせる

うち-だか [0][3] 【内高】🔗🔉

うち-だか [0][3] 【内高】 江戸時代,大名・知行取りの実質上の石高。実高。 ⇔表高

うち-だし [0] 【打(ち)出し】🔗🔉

うち-だし [0] 【打(ち)出し】 (1)〔その合図として太鼓を打つことから〕 演劇や相撲などの一日の興行の終わり。 (2)打ち出した器物・模様。また,その方法。 (3)江戸時代,検地の結果,表高(オモテダカ)より余分に出た分。増し分。出目(デメ)。

うちだし-ざめ [4] 【打(ち)出し鮫】🔗🔉

うちだし-ざめ [4] 【打(ち)出し鮫】 「打ち鮫(ザメ)」に同じ。

うちだし-だいこ [5] 【打(ち)出し太鼓】🔗🔉

うちだし-だいこ [5] 【打(ち)出し太鼓】 芝居や相撲などで,一日の興行の終わりを告げる大太鼓。

うちだし-ぼり [0] 【打(ち)出し彫り】🔗🔉

うちだし-ぼり [0] 【打(ち)出し彫り】 金属の裏から打って表へ模様を浮き出させる細工。

うち-だ・す [3][0] 【打(ち)出す】 (動サ五[四])🔗🔉

うち-だ・す [3][0] 【打(ち)出す】 (動サ五[四]) (1)打って中の物を外へ出す。「弾丸を―・す」 (2)打ちはじめる。「太鼓を―・す」 (3)金属塊や板金を槌(ツチ)で打ち延ばして成形し,器物を作る。また,裏からたたいて模様などを表す。 (4)主義主張や新しい考えなどを,はっきり示す。「新しい方針を―・す」 (5)興行の終わりを知らせる太鼓を打つ。「―・す太鼓に送られて帰る」 [可能] うちだせる

大辞林 ページ 139374