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うっちゃり [0]🔗🔉

うっちゃり [0] (1)相撲の決まり手の一。土俵際まで攻められた力士がからだをひねって,相手を土俵の外に投げ出す技。 (2)最後の土壇場で形勢を逆転させること。「―をくう」

うっちゃ・る [3] 【打っ遣る・打っ棄る】 (動ラ五[四])🔗🔉

うっちゃ・る [3] 【打っ遣る・打っ棄る】 (動ラ五[四]) 〔「打ち遣(ヤ)る」の転〕 (1)投げすてる。すてる。「ごみを―・る」 (2)そのまま手をつけずにほうっておく。ほったらかす。「そんなことはしばらく―・っておけ」 (3)相撲で,土俵際まで攻められた力士が,からだをひねって相手を土俵の外に投げ出す。「寄りをこらえて右に―・る」 [可能] うっちゃれる

うつつ [0][3] 【現】🔗🔉

うつつ [0][3] 【現】 (1)(夢に対して)目がさめている状態。現実。「夢か―か幻か」 (2)正常な心の状態。正気。本心。「―にかえる」 (3)(「夢うつつ」の形で使われることから誤って)夢見心地。半覚醒。「『…,お吸物が冷めます。』と言ふのを―に聞きながら/多情多恨(紅葉)」 (4)(死に対して)生きている状態。「―にありしやうにてありと見て/更級」

――を抜か・す🔗🔉

――を抜か・す ある物事に過度に熱中する。ある事に心を奪われる。「芝居見物に―・す」

うつつ-ごころ 【現心】🔗🔉

うつつ-ごころ 【現心】 本心。正気。うつし心。「絶えしものの音わが耳にはなほ聞えて,―ならず部屋に還りしが/文づかひ(鴎外)」

うつつ-ぜめ 【現責め】🔗🔉

うつつ-ぜめ 【現責め】 江戸時代の拷問(ゴウモン)の一種。眠らせずに責めるもの。「屏風の内の―。夜もとつくりと寝さしはせぬ/浄瑠璃・先代萩」

うつつ-の-ゆめ 【現の夢】🔗🔉

うつつ-の-ゆめ 【現の夢】 夢のようにはかないこの世の現実。はかない逢瀬(オウセ)をたとえることが多い。「魂は―にあくがれて見しも見えしも思ひわかれず/風雅(恋二)」

うつつ-びと 【現人】🔗🔉

うつつ-びと 【現人】 この世に生きている人。また,出家せず俗世間にある人。「かうまで―にて見るべかりしひとかは/狭衣 4」

うつ・つ 【打棄つ】 (動タ下二)🔗🔉

うつ・つ 【打棄つ】 (動タ下二) 〔「打ち棄(ウ)つ」の転〕 うちすてる。「騒く児どもを―・てては死には知らず/万葉 897」

大辞林 ページ 139415