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うな [1] 【鰻】🔗🔉

うな [1] 【鰻】 「うなぎ(鰻)」の略。「―どん」

うな (連語)🔗🔉

うな (連語) 〔「汝(ウヌ)は」の転。「うなあ」とも〕 おのれは。汝は。「―よく身をぶたせたなあ,覚えて居ろ/浄瑠璃・今宮心中(上)」

うない ウナ 【髫・髫髪】🔗🔉

うない ウナ 【髫・髫髪】 (1)髪をうなじのあたりで切りそろえ,垂らしておく小児の髪形。[和名抄] (2)〔髪を「うない」にしておく者の意から〕 小児。小さい子。「よんべの―もがな/土左」 〔「項(ウナ)居(イ)」あるいは「項率(イ)」の意という〕

うない-おとめ ウナヲト― 【髫髪少女】🔗🔉

うない-おとめ ウナヲト― 【髫髪少女】 (1)うない髪の少女。 (2)人名(別項参照)。

うない-がみ ウナ― 【髫髪】🔗🔉

うない-がみ ウナ― 【髫髪】 「うない{(1)}」に同じ。「―かき上て,さめざめない給ふ/読本・春雨(宮木が塚)」

うない-こ ウナ― 【髫髪児・髫髪子】🔗🔉

うない-こ ウナ― 【髫髪児・髫髪子】 うない髪の子供。幼児。童。「ほととぎすをちかへり鳴け―が打ちたれ髪のさみだれの空/拾遺(夏)」

うない-はなり ウナ― 【髫髪放り】🔗🔉

うない-はなり ウナ― 【髫髪放り】 〔「はなり」は髪を結ばずに垂らしているさま〕 髪を結い上げず垂らしていること。また,そのような少女。「―は髪あげつらむか/万葉 3822」

うない-まつ ウナ― 【髫髪松】🔗🔉

うない-まつ ウナ― 【髫髪松】 墓標に植えた小さな松。故人の形見とする。「―におぼえたるけはひ/源氏(幻)」

うないおとめ ウナヒヲトメ 【菟原処女】🔗🔉

うないおとめ ウナヒヲトメ 【菟原処女】 摂津国菟原郡(今の兵庫県芦屋市から神戸市東部にかけての地)に住んでいたという伝説上の人物。二人の男性から求婚され,悩んだ果てに自殺したという。「万葉集」「大和物語」などにみえる。葦屋(アシノヤ)の処女。あしやのうないおとめ。

うな・う ウナフ 【耡ふ】 (動ハ四)🔗🔉

うな・う ウナフ 【耡ふ】 (動ハ四) 田畑を耕し畝(ウネ)を作る。耕す。「荒れ畑をよく―・つて帰りましたが/歌舞伎・時桔梗」

大辞林 ページ 139437