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うな-がけ・る (動)🔗🔉

うな-がけ・る (動) 〔連用形の用例のみで,四段活用か上二段活用か不明〕 互いに相手に手をかけ合って親しくする。「携はり―・り居て思ほしき言(コト)も語らひ/万葉 4125」

うながし 【令】🔗🔉

うながし 【令】 「坊令(ボウレイ)」に同じ。「四つの坊に―一人を置け/日本書紀(孝徳訓)」

うなが・す [0][3] 【促す】 (動サ五[四])🔗🔉

うなが・す [0][3] 【促す】 (動サ五[四]) (1)早くするようせきたてる。催促する。「連れを―・して急ぐ」 (2)相手がそれをする気になるよう勧める。「参加を―・す」「注意を―・す」 (3)進行を早める。促進する。「発育を―・す」

うな-かぶ・す 【項傾す】 (動サ四)🔗🔉

うな-かぶ・す 【項傾す】 (動サ四) 首をたれる。うなだれる。「山処(ヤマト)の一本薄(ヒトモトススキ)―・し/古事記(上)」

うな-かみ 【海上】🔗🔉

うな-かみ 【海上】 〔「うながみ」とも。「かみ」はほとりの意〕 海辺。海岸。「海(ワタ)の底沖つ深江の―の/万葉 813」

うなぎ [0] 【鰻】🔗🔉

うなぎ [0] 【鰻】 〔「むなぎ」の転〕 ウナギ目の魚。全長40〜50センチメートルが普通だが,1メートルに達するものがある。体は細長い円筒形で,尾部は側扁し,背びれ・尾びれ・尻びれは連なる。体色は背面が暗い青褐色,腹面は白色。鱗(ウロコ)は皮下にうまり,皮膚は粘液が多い。成魚は川や湖沼にすむが,産卵・孵化(フカ)は海で行われる。孵化した仔魚(シギヨ)は透明で細長く,柳葉状のレプトセファルスに成長し,変態してシラスウナギと呼ばれる稚魚となり,河川に上って成魚となる。養殖も盛ん。かば焼きとして美味。日本・台湾・中国からベトナム・フィリピンの北部にかけて分布。[季]夏。 →オオウナギ

うなぎ-かき [3] 【鰻掻き】🔗🔉

うなぎ-かき [3] 【鰻掻き】 水底のウナギを捕らえる道具。長い柄の先に鉤(カギ)をつけたもの。また,それでウナギを捕らえる人。[季]夏。 鰻掻き [図]

うなぎ-づか [3] 【鰻塚】🔗🔉

うなぎ-づか [3] 【鰻塚】 川のよどみに石を積み,隠れ場所としてはいり込んだウナギを捕らえる仕掛け。秋,ウナギが川を下る頃に作る。

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