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うや 【礼】🔗🔉

うや 【礼】 礼儀。いや。「出入(イデイ)り―無し/日本書紀(景行訓)」

う-や [1] 【雨夜】🔗🔉

う-や [1] 【雨夜】 雨の降る夜。あまよ。

う-や [1] 【烏夜】🔗🔉

う-や [1] 【烏夜】 闇夜。暗夜。

うやうや-し・い [5] 【恭しい】 (形)[文]シク うやうや・し🔗🔉

うやうや-し・い [5] 【恭しい】 (形)[文]シク うやうや・し 〔「礼(ウヤ)」を重ねて形容詞化した語〕 丁寧で礼儀正しい。丁重である。「―・く一礼する」 [派生] ――げ(形動)――さ(名)

うや-えぼし 【礼烏帽子】🔗🔉

うや-えぼし 【礼烏帽子】 立烏帽子の峰を引きたてて,きちんとした形に整えて礼をつくすことをいう語。「赤袴着たまひて,―してぞ居給ひたりける/十訓 1」

うやか・す 【飢かす】 (動サ四)🔗🔉

うやか・す 【飢かす】 (動サ四) 飢えさせる。「母を―・し殺したりし/太平記 35」

う-やく [0][1] 【烏薬】🔗🔉

う-やく [0][1] 【烏薬】 テンダイウヤク。また,その根を乾燥した生薬。漢方で健胃薬・鎮痙(チンケイ)薬とする。

うや-なや (形動)🔗🔉

うや-なや (形動) 〔近世江戸語〕 いざこざのないさま。円満なさま。「―にくらすことはならねえから/人情本・辰巳園 4」

うやのつき 【雨夜の月】🔗🔉

うやのつき 【雨夜の月】 山田流箏曲。初代中能島検校作曲の道行物。鎌倉方に捕らえられた藤原俊基卿の東下りを綴った「太平記」巻二から採られている。

うやま・う ウヤマフ [3] 【敬う】 (動ワ五[ハ四])🔗🔉

うやま・う ウヤマフ [3] 【敬う】 (動ワ五[ハ四]) 〔「うや」の動詞化〕 人や神仏を尊いものと考え,それを行動や態度に表す。あがめる。尊敬する。「長上を―・う」「釈迦の御足跡(ミアト)石に写し置き―・ひて/仏足石歌」 [可能] うやまえる

うや-むや [0] 【有耶無耶】 (名・形動)[文]ナリ🔗🔉

うや-むや [0] 【有耶無耶】 (名・形動)[文]ナリ (1)〔有るのか無いのかはっきりしない意から〕 物事がはっきりしないままである・こと(さま)。あいまい。「―にしておく」「事件は―のまま忘れ去られた」 (2)もやもやしたものがあって胸がすっきりしない・こと(さま)。「胸は―乱れ居たるに/宝の山(眉山)」

大辞林 ページ 139497