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うりん-け [2] 【羽林家】🔗🔉

うりん-け [2] 【羽林家】 公卿(クギヨウ)の家格の一。近衛府の少・中将から参議,中・大納言まで昇進する家格で,大臣家に次ぐもの。飛鳥井(アスカイ)・中山・四条・四辻・冷泉(レイゼイ)・六条・山科などの諸家。

うりん-いん ―ン 【雲林院】🔗🔉

うりん-いんン 【雲林院】 京都市紫野大徳寺の南にあった寺。淳和(ジユンナ)天皇の離宮として建立され紫野院と称した。僧正遍昭が奏して天台宗元慶寺(ガンギヨウジ)別院となり,菩提講が行われた。後醍醐天皇のとき大徳寺に属して臨済宗に改まった。その後荒廃し,現在は観音堂のみ残す。うじい。うんりんいん。((歌枕)) →雲の林(2)

うる [1] 【粳】🔗🔉

うる [1] 【粳】 稲・粟・きびなどで,炊いたとき粘り気の少ない品種。うるち。うるしね。 ⇔糯(モチ)

ウル Ur🔗🔉

ウル Ur イラク南部,ユーフラテス川下流にあったシュメール人の都市遺跡。紀元前3000年には都市国家として栄え,前2000年に全バビロニアを支配した。一九世紀に遺跡が発見され,1919年以来ウーリーらにより王墓などが発掘された。現存する最大規模のジッグラトは高さが約21メートルの三層で,頂部に月神ナンナルの神殿を持つ。

う・る [0] 【売る】🔗🔉

う・る [0] 【売る】 ■一■ (動ラ五[四]) (1)代金と引き換えにものや権利を他人に渡す。 ⇔買う 「土地を―・る」「切符を―・る」 (2)自分の利益のために裏切る。「国を―・る」「仲間を―・る」 (3)自分が他人によく知られるようにする。「顔を―・る」「名前を―・る」 (4)しかける。押しつける。「けんかを―・る」「恩を―・る」 (5)代金を受け取って,異性に身をまかせる。「体を―・る」 (6)口実にする。かこつける。「ぬけ参りに御合力(ゴコウリヨク)と御伊勢様を―・りて/浮世草子・永代蔵 2」 [可能] うれる ■二■ (動ラ下二) ⇒うれる [慣用] 油を―・男を―・喧嘩を―・媚(コビ)を―・名を―・身を―

大辞林 ページ 139536