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うれわ・し ウレハシ 【憂はし】 (形)シク🔗🔉

うれわ・し ウレハシ 【憂はし】 (形)シク 〔動詞「憂う」の形容詞形〕 心配すべきさまだ。嘆かわしい。「母なる人のいと―・しきことに思ひて/源氏(宿木)」 [派生] ――げ(形動)――さ(名)

うろ [0] 【虚・空・洞】🔗🔉

うろ [0] 【虚・空・洞】 内部が空(カラ)になっている所。空洞。「―のある大木」

う-ろ [1] 【有漏】🔗🔉

う-ろ [1] 【有漏】 〔仏〕 〔「漏」は煩悩(ボンノウ)の意〕 いろいろな欲望や迷いの心をもっていること。 ⇔無漏 「―の身をかへざることを歎きて/太平記 18」

う-ろ [1] 【迂路】🔗🔉

う-ろ [1] 【迂路】 回り道。「目的の不慥な訪問をする人は故(コトサラ)に―を取る/青年(鴎外)」

う-ろ [1] 【雨露】🔗🔉

う-ろ [1] 【雨露】 (1)あめとつゆ。「―をしのぐ」 (2)(雨や露が国土を潤すように)大きな恩恵。「―の恵み」

う-ろ [1] 【烏鷺】🔗🔉

う-ろ [1] 【烏鷺】 (1)カラスとサギ。 (2)〔「烏」を黒石に,「鷺」を白石に見立てて〕 囲碁の異名。

――の争い🔗🔉

――の争い 囲碁の異名。

うろ (接頭)🔗🔉

うろ (接頭) 名詞に付いて,不十分な,確かでない,などの意を表す。「―覚え」

う-ろう ―ラウ [0] 【雨潦】🔗🔉

う-ろう ―ラウ [0] 【雨潦】 雨が降ってできた水たまり。「庭上―河をなす/断腸亭日乗(荷風)」

うろ-うろ [1] (副)スル🔗🔉

うろ-うろ [1] (副)スル (1)どうしてよいか分からず,あっちへ行ったりこっちへ行ったりするさま。「―(と)出口を探す」 (2)あてもなく歩くさま。うろつくさま。「怪しい男が―している」 (3)落ち着きなくあたりを見回すさま。きょろきょろ。「清(スズシ)い瞳が―する/婦系図(鏡花)」

うろうろ-なみだ 【うろうろ涙】🔗🔉

うろうろ-なみだ 【うろうろ涙】 途方に暮れて,目に浮かべる涙。おろおろ涙。「恨みまじりの―/浄瑠璃・寿の門松」

うろうろ-ぶね 【うろうろ船】🔗🔉

うろうろ-ぶね 【うろうろ船】 煮売り船の俗称。近世,隅田川の船遊びに多く出た。「西瓜・玉蜀黍(トウモロコシ)の―や/滑稽本・浮世風呂 4」 →くらわんか船

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