複数辞典一括検索+

うんこく-とうがん 【雲谷等顔】🔗🔉

うんこく-とうがん 【雲谷等顔】 (1547-1618) 安土桃山時代の水墨画家。肥前の人。毛利家に仕え周防の雪舟の旧跡雲谷庵を再興。雄勁な筆法と大胆な構図で障屏画を描いた。雲谷派の祖。

うんこく-は 【雲谷派】🔗🔉

うんこく-は 【雲谷派】 日本画の一流派。雲谷等顔が雪舟の雲谷庵を再興,その画系を継承したためこの名がある。豪放な構図が特徴。萩市を中心に作品が残る。

うんご-じ 【雲居寺】🔗🔉

うんご-じ 【雲居寺】 (1)京都市東山区高台寺付近にあった天台宗の寺。837年,菅野真道の建立。1124年,瞻西(センザイ)が八丈の大阿弥陀像を造立するにおよび寺は隆盛をきわめたが,応仁の乱で廃滅した。八坂東院。くもいでら。 (2)中国河北省順天府房山県の南西にある寺。隋代,智苑の開創。智苑が煬帝(ヨウダイ)の皇后の援助により,房山の岩に刻経の業を興し,以来,明代までに大蔵経の半分以上を刻すにいたった。現在も無数の石経が残る。

うん-こん [0] 【雲根】🔗🔉

うん-こん [0] 【雲根】 (1)雲の起こるところ。 (2)〔雲は山中に生ずるということから〕 山。 (3)〔雲は山の石の吐く息であるという考えから〕 山の岩や石。

うんこん-し 【雲根志】🔗🔉

うんこん-し 【雲根志】 博物書。木内石亭著。1773年(安永2)から1801年(享和1)にかけて三編一六巻を刊行。岩石や鉱物・化石・石器など約二〇〇〇品を分類して記載したもの。

うん-こん-どん [1] 【運根鈍】🔗🔉

うん-こん-どん [1] 【運根鈍】 成功するためには,幸運と根気と,ねばり強さの三つが必要であるというたとえ。うんどんこん。

うん-ざ [0] 【運座】🔗🔉

うん-ざ [0] 【運座】 (1)江戸時代後期の月並俳諧で,兼題のほかに席題によって句作し,宗匠の即点を受ける会。 (2)明治時代以降,連衆一同が一定の題で句を作り,優れた句を互選する会。膝回しと袋回しの二方法がある。伊藤松宇・正岡子規らが新しく定式化した。

うん-さい [0] 【運載】🔗🔉

うん-さい [0] 【運載】 〔「うんざい」とも〕 舟や車に物を載せて運ぶこと。

うん-さい [0] 【雲彩】🔗🔉

うん-さい [0] 【雲彩】 中国,清朝乾隆帝時代の磁器の模様。五色の釉(ウワグスリ)が雲のように入り乱れて虹(ニジ)のように見える。「―の皿」

大辞林 ページ 139576