複数辞典一括検索+

えせ-かたち 【似非形】🔗🔉

えせ-かたち 【似非形】 見苦しい容貌(ヨウボウ)。「―は,つやめき寝はれて,ようせずは頬ゆがみもしつべし/枕草子 109」

エゼキエル Ezekiel🔗🔉

エゼキエル Ezekiel ユダ王国末期の預言者。紀元前六世紀前半,捕囚先のバビロニアおよびパレスチナで活動。神の審判・恵みによるイスラエルの救いを説き,倫理における個人の責任を強調。民族の再興を枯れた骨の復活の幻で示した。

えせ-ざいわい ―ザイハヒ 【似非幸ひ】🔗🔉

えせ-ざいわい ―ザイハヒ 【似非幸ひ】 見かけだけの幸せ。「おひさきなく,まめやかに―など見てゐたらん人は/枕草子 24」

えせ-ざむらい ―ザムラヒ 【似非侍】🔗🔉

えせ-ざむらい ―ザムラヒ 【似非侍】 武士らしくない振る舞いをする武士。

え-せず (連語)🔗🔉

え-せ (連語) 〔副詞「え」に動詞「す」の未然形「せ」と打ち消しの助動詞「ず」の結びついたもの〕 できない。「たちまちにその庭に射ふする事は―ず/宇治拾遺 12」

えせ-ずりょう ―ズリヤウ 【似非受領】🔗🔉

えせ-ずりょう ―ズリヤウ 【似非受領】 とるにたりない下級の受領。「何とも見入れ給ふまじき―の女(ムスメ)などさへ/源氏(葵)」

え-ぜに ― 【絵銭】🔗🔉

え-ぜに ― 【絵銭】 ⇒えせん(絵銭)

えせ-ほうし ―ホフシ 【似非法師】🔗🔉

えせ-ほうし ―ホフシ 【似非法師】 僧侶というにふさわしくない法師。なまぐさ坊主。「弁慶といふ―に/浄瑠璃・吉野忠信」

えせ-もの 【似非者】🔗🔉

えせ-もの 【似非者】 (1)いかがわしい者。にせ者。その名にふさわしくない者。「ただし,―にこそ候ふめれ/今昔 27」 (2)つまらぬ者。卑しい者。「昔は―などもみなをかしうこそありけれ/枕草子 23」 (3)ばか者。じゃま者。悪い者 。「月は―,忍ぶ夜はなほ冴ゆる/松の葉」

えせ-わら・う ―ワラフ 【似非笑ふ】 (動ハ四)🔗🔉

えせ-わら・う ―ワラフ 【似非笑ふ】 (動ハ四) あざけり笑う。せせら笑う。「傍若無人の継父(ママテテ)―・ひ/浄瑠璃・長町女腹切(中)」

大辞林 ページ 139706