複数辞典一括検索+![]()
![]()
えびす-ぜん 【夷膳】🔗⭐🔉
えびす-ぜん 【夷膳】
(1)膳の側面を人に向けて据えること。非礼・ぶしつけとして忌む。えびす折敷(オシキ)。横膳。「朝飯の膳に坐りて見れば,―に据ゑてあり/咄本・鯛の味噌津」
(2)汁を左に置き,飯と汁を左右反対に並べること。左膳。
えびす-め 【夷布】🔗⭐🔉
えびす-め 【夷布】
昆布の古名。ヒロメ。[和名抄]
えびす [0] 【恵比須・恵比寿・夷・戎・蛭子】🔗⭐🔉
えびす [0] 【恵比須・恵比寿・夷・戎・蛭子】
七福神の一。商売繁盛・福の神として広く信仰される,兵庫県西宮神社の祭神。蛭子(ヒルコ)とも,事代主(コトシロヌシノ)神ともいわれる。古くは豊漁の神として漁民に信仰され,また農神としても信仰された。狩衣(カリギヌ)・風折り烏帽子(エボシ)姿で右手に釣り竿,左手に鯛(タイ)を抱えた神像に描かれる。夷(エビス)三郎。
〔「えびす(戎・夷)」と同源の語。一般に「恵比須」と書くことが多く,この場合の歴史的仮名遣いは「ゑびす」〕
恵比須
[図]
[図]
えびす-おうぎ ―アフギ [4] 【恵比須扇・戎扇】🔗⭐🔉
えびす-おうぎ ―アフギ [4] 【恵比須扇・戎扇】
年の初めの祝いに用いる粗製の扇。
えびす-がお ―ガホ [0][3] 【恵比須顔・夷顔】🔗⭐🔉
えびす-がお ―ガホ [0][3] 【恵比須顔・夷顔】
恵比須のようにうれしそうににこにこ笑っている顔。
⇔えんま顔
えびす-かき 【恵比須舁】🔗⭐🔉
えびす-かき 【恵比須舁】
「恵比須回し」に同じ。
えびす-がみ [3] 【恵比須紙】🔗⭐🔉
えびす-がみ [3] 【恵比須紙】
紙を重ねて裁つとき,内に折れこんで,裁ち残しとなったもの。福紙(フクガミ)。
えびす-ぎれ 【恵比須切れ】🔗⭐🔉
えびす-ぎれ 【恵比須切れ】
恵比須講の日に,呉服屋で安く売り出す寄せ切れ。
えびす-こう ―カウ [0] 【恵比須講・戎講・夷講】🔗⭐🔉
えびす-こう ―カウ [0] 【恵比須講・戎講・夷講】
商家で,商売繁盛を祈って恵比須をまつり,親類・知人を招いて祝う行事。祭日は一〇月二〇日(もと陰暦)・一一月二〇日・一月一〇日など,地方により異なる。[季]秋。《行かゝり客に成けり―/去来》
えびす-さぶろう ―サブラウ [0][1] 【夷三郎・恵比須三郎】🔗⭐🔉
えびす-さぶろう ―サブラウ [0][1] 【夷三郎・恵比須三郎】
「えびす」の異名。
大辞林 ページ 139759。