えん-あい ―アヒ [0] 【縁合(い)】 （１）親類の関係，縁続きの間柄。 （２）人と人とのつながりや結びつき。

えん-あん [0] 【宴安】 くつろぎ楽しむこと。酒などを飲み遊び楽しむこと。「―を事とする」

――は酖毒(チンドク) 〔左氏伝（閔公元年）〕 遊び暮らすことは酖毒と同じで，しまいには身を滅ぼすものだ。

えん-あん [0] 【塩安】 「塩化アンモニウム」の略。

えんあん 【延安】 中国，陝西(センセイ)省北部の都市。渭水(イスイ)盆地とオルドスを連絡する要地。長征後の1935年から45年まで中国共産党が抗日解放戦争の根拠地とした所。イエンアン。

えんあん 【燕庵】 京都市下京区にある藪内(ヤブノウチ)流宗家の茶席。はじめ古田織部の屋敷内にあったが，その没後初代藪内剣仲邸中に移築，さらに現在地に移った。三畳台目(ダイメ)と一畳の相伴(シヨウバン)席とからなり，江戸初期作の露地をもつ。

えん-い ― [1] 【炎威】 暑さの激しいこと。「―敵すべからず」

えんい ン 【円位】 西行(サイギヨウ)の法名。

えん-いた [3] 【縁板】 縁側に張る板。

えん-いん [0] 【延引】 （名）スル 〔「えんにん」とも〕 物事が予定より遅れること。また，遅らすこと。「其れが為めに自然訴訟も―する恐があるからと/良人の自白（尚江）」