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――と浮世は末(スエ)を待て🔗🔉

――と浮世は末(スエ)を待て 良縁と好機とは無理に求めず,自然に来るのを待つのがよい。縁と月日の末を待て。

――なき衆生(シユジヨウ)は度(ド)し難(ガタ)し🔗🔉

――なき衆生(シユジヨウ)は度(ド)し難(ガタ)し 仏の広大な慈悲をもっても仏縁のない人は救えない。人の言葉を聞き入れない者は救いようがない。

――に付・ける🔗🔉

――に付・ける 嫁入りさせる。縁づかせる。

――に繋(ツナ)が・る🔗🔉

――に繋(ツナ)が・る 血縁関係がある。つながりがある。

――に連(ツ)るれば唐(トウ)の物🔗🔉

――に連(ツ)るれば唐(トウ)の物 〔縁が生じれば,唐の(遠くの)食物を口にするの意〕 何かの縁で,思いもかけぬ疎遠なものとも関係が生じる意。

――は異(イ)なもの味なもの🔗🔉

――は異(イ)なもの味なもの 男女の縁は常識では考えられない不思議でおもしろいものであるの意。縁は異なもの。

――もゆかりも無・い🔗🔉

――もゆかりも無・い 何の関係もつながりもない。

――を結・ぶ🔗🔉

――を結・ぶ (1)仏法とのつながりをつくる。成仏(ジヨウブツ)すべき因縁を結ぶ。結縁(ケチエン)。 (2)夫婦・養子などの間柄となる。縁組みをする。

えん [1] 【艶】 (名・形動)[文]ナリ🔗🔉

えん [1] 【艶】 (名・形動)[文]ナリ (1)なまめかしく,あでやかである・こと(さま)。「―な女性」「―な美しさ」「―を競う」 (2)歌学の美的理念の一。優雅であでやかな明るい美的感動をさす。余情の深くなったものを妖艶という。 (3)風流なさま。風情のあるさま。「何心なき空の気色も,ただ見る人から―にも凄くも見ゆるなりけり/源氏(帚木)」 (4)何ともいえずすてきであるさま。「鈍色の紙,いとかうばしう―なるに/源氏(澪標)」 (5)思わせぶりなさま。気取ること。「例の―なると憎み給ふ/源氏(末摘花)」

大辞林 ページ 139812