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えん-ぽん ン― [0] 【円本】🔗🔉

えん-ぽん ン― [0] 【円本】 昭和初期,定価一冊一円で発売された全集物。1926年(大正15)改造社版「現代日本文学全集」に始まる。その質に比して廉価であったため,異常な売れ行きを示し,各社の企画が続出して,文芸・出版界の大衆化の一時期を画すものとなった。

えん-ぽん [0] 【艶本】🔗🔉

えん-ぽん [0] 【艶本】 閨房(ケイボウ)の秘事・秘戯を描いた書物。春本。

えんま [1] 【閻魔】🔗🔉

えんま [1] 【閻魔】 〔梵 Yama〕 (1)〔仏〕 亡者の罪に判決を下すという地獄の王。笏(シヤク)を持ち,中国の道服を着,怒りの相をあらわした姿で描かれる。もとインド神話中の神で,祖霊の王。焔摩。閻魔羅闍(ラジヤ)。閻魔羅。閻羅。閻羅王。閻魔王。閻魔大王。閻魔法王。 →閻魔天 (2)〔閻魔の像が恐ろしい顔をしていることから〕 借金取り。 (3)〔うそをつくと閻魔様にこれで舌を抜かれるという俗説から〕 釘抜きの隠語。 閻魔(1) [図]

――の色事(イロゴト)🔗🔉

――の色事(イロゴト) 〔恐ろしい閻魔が色事をすることから〕 似つかわしくないことのたとえ。法師の戦話(イクサバナシ)。

えんま-おう ―ワウ 【閻魔王】🔗🔉

えんま-おう ―ワウ 【閻魔王】 〔梵 Yama-rja〕 閻魔の尊称。

えんま-がお ―ガホ [0] 【閻魔顔】🔗🔉

えんま-がお ―ガホ [0] 【閻魔顔】 閻魔のような恐ろしい顔。えんまづら。 ⇔えびす顔

えんま-こおろぎ ―コホロギ [4] 【閻魔蟋蟀】🔗🔉

えんま-こおろぎ ―コホロギ [4] 【閻魔蟋蟀】 コオロギの一種。体長27ミリメートル内外で日本では最大。体は光沢のある黒褐色。雑食性で夜活動する。八月頃成虫になり,雄はコロコロリーと美声で鳴く。日本各地と東アジアに分布。

えんま-そつ [3] 【閻魔卒】🔗🔉

えんま-そつ [3] 【閻魔卒】 閻魔王の部下で,罪人を責めさいなむという鬼。閻羅人(エンラニン)。

えんま-だいおう ―ワウ [6][1]-[3] 【閻魔大王】🔗🔉

えんま-だいおう ―ワウ [6][1]-[3] 【閻魔大王】 閻魔の尊称。

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