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えんま-てん 【閻魔天・焔摩天】🔗🔉

えんま-てん 【閻魔天・焔摩天】 十二天の一。閻魔が密教化したもの。南を守る。水牛に乗り,手に人頭の幢(ドウ)を持つ。

えんま-てん-く [4] 【閻魔天供・焔摩天供】🔗🔉

えんま-てん-く [4] 【閻魔天供・焔摩天供】 密教の修法の一。延命・除災・安産などを閻魔天に祈願する修法。閻魔天供法。

えんま-てん-まんだら [6] 【閻魔天曼荼羅】🔗🔉

えんま-てん-まんだら [6] 【閻魔天曼荼羅】 閻魔天を本尊とする曼荼羅。閻魔天供(テンク)を行うときに用いる。「覚禅鈔(カクゼンシヨウ)」や「阿娑縛抄(アサバシヨウ)」に数種が伝わる。

えんま-どう ―ダウ [0] 【閻魔堂】🔗🔉

えんま-どう ―ダウ [0] 【閻魔堂】 閻魔{(1)}を祀(マツ)る堂。

えんま-どう-きょうげん ―ダウキヤウゲン [6] 【閻魔堂狂言】🔗🔉

えんま-どう-きょうげん ―ダウキヤウゲン [6] 【閻魔堂狂言】 京都市上京区の引接寺(インジヨウジ)閻魔堂に伝わる狂言。壬生(ミブ)狂言などと同様,大念仏の折の余興として演じられた。壬生狂言が黙劇なのに対し,台詞(セリフ)のある曲も伝わる。五月二一日から二〇日間行われる。

えんま-の-ちょう ―チヤウ 【閻魔の庁】🔗🔉

えんま-の-ちょう ―チヤウ 【閻魔の庁】 閻魔が亡者の生前の行為に判決を下す場所。

えんま-まいり ―マリ [4] 【閻魔参り】🔗🔉

えんま-まいり ―マリ [4] 【閻魔参り】 陰暦正月と七月の一六日に,閻魔堂へ参拝すること。俗にこの日は閻魔の斎日といわれ,地獄の釜のふたがあいて,亡者も責め苦を免れるという。使用人のある家では,この日に藪入(ヤブイ)りと称して休暇を与えた。閻魔詣で。[季]夏。

えんま-むし [3] 【閻魔虫】🔗🔉

えんま-むし [3] 【閻魔虫】 エンマムシ科の甲虫。体長1センチメートル内外。体は卵形で,光沢ある黒色。動物の死体・糞などに集まりハエの幼虫などを食う。

えんま-らじゃ 【閻魔羅闍】🔗🔉

えんま-らじゃ 【閻魔羅闍】 〔梵 Yamarja〕 「閻魔王」に同じ。

え-んま ― 【絵馬】🔗🔉

え-んま ― 【絵馬】 (1)「えま(絵馬)」に同じ。 (2)能の曲名。 →えま(絵馬)

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