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――に尾をつ・ける🔗🔉

――に尾をつ・ける (事実以外のことをつけ加えて)物事をおおげさに言う。尾鰭(オヒレ)をつける。「伝へ又伝へて,枝に枝を生じ,―・け/福翁百話(諭吉)」

――に付・く🔗🔉

――に付・く 他人の言動に追随して行動する。

――を=泥中(デイチユウ)(=塗中(トチユウ))に曳(ヒ)く🔗🔉

――を=泥中(デイチユウ)(=塗中(トチユウ))に曳(ヒ)く 〔荘子が楚王に仕官を求められた時,「亀(カメ)は,殺されて亀卜(キボク)に用いられて珍重されるよりは,泥の中に尾を引きずってでも生きたいだろう」と言って断ったという「荘子(秋水)」の故事から〕 仕官せずにのんびり暮らすこと。

――を引・く🔗🔉

――を引・く 物事がすんだあとまでも,その名残や影響が続く。「この間のいさかいがまだ―・いている」

――を振・る🔗🔉

――を振・る (犬が尾を振って人にこびるように)相手に気に入られようと機嫌をとる。しっぽを振る。

――を見・せる🔗🔉

――を見・せる 「しっぽを出す」に同じ。「世間に―・せず,狐よりは化(バケ)すまして世をわたる事/浮世草子・永代蔵 5」

お ヲ 【峰・丘】🔗🔉

ヲ 【峰・丘】 山の小高い所。みね。おか。また,尾根。「あしひきの―の上の桜/万葉 4151」

お ヲ 【魚】🔗🔉

ヲ 【魚】 〔「うお」が他の語の下に付いて,複合語をつくる際に生ずる形〕 うお。さかな。「おうお(大魚)」「ひお(氷魚)」など。

お ヲ 【麻・苧】🔗🔉

ヲ 【麻・苧】 (1)アサの古名。「―の畠あり/宇治拾遺 12」 (2)アサやカラムシの繊維を紡いだ糸。「―をよりて/土左」

お ヲ [1] 【雄・男・夫・牡】🔗🔉

ヲ [1] 【雄・男・夫・牡】 (1)おとこ。「汝こそは―にいませば/古事記(上)」 (2)夫(オツト)。「吾(ア)はもよ女(メ)にしあれば汝(ナ)をきて―は無し/古事記(上)」 (3)他の語に付いて,複合語をつくる。(ア)男性,または動植物が雄性である意を表す。「ますら―」「―鹿」「―花」(イ)一対の物のうち,「大きい」「勢いが強い」など,男性的と思われる方を表す。「―滝」「―岳」(ウ)男らしい,勇ましいなどの意を表す。「―たけび」 ⇔め

大辞林 ページ 139898