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おい-ほ・く 【老い耄く】 (動カ下二)🔗🔉

おい-ほ・く 【老い耄く】 (動カ下二) 老いぼれる。「中納言は―・け給へる上に,物思ひのみして/落窪 2」

おい-ぼし オヒ― [0] 【追(い)星】🔗🔉

おい-ぼし オヒ― [0] 【追(い)星】 魚類の生殖期に,えらぶた・吻(フン)の先端・ひれなどに現れる白色の小突起物。コイ・アユ・オイカワ・タナゴなど,主に淡水産の硬骨魚類の雄に多くみられる。

おい-ぼれ [0] 【老い耄れ】🔗🔉

おい-ぼれ [0] 【老い耄れ】 〔古くは「おいほれ」とも〕 年をとってぼけること。また,その人。老人を侮蔑的にいう。また,老人が自らを卑下していうときに用いることもある。

おい-ぼ・れる [0][4] 【老い耄れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 おいぼ・る🔗🔉

おい-ぼ・れる [0][4] 【老い耄れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 おいぼ・る 〔古くは「おいほる」とも〕 年をとって心身の働きがにぶくなる。年をとってぼける。「わしも―・れたものだ」

おい-まく・る オヒ― [4] 【追い捲る】 (動ラ五[四])🔗🔉

おい-まく・る オヒ― [4] 【追い捲る】 (動ラ五[四]) (1)どこまでもはげしく追う。 (2)駆り立てる。せき立てる。受け身の形で用いる。「仕事に―・られている毎日」

おい-まさ オヒ― [0] 【追柾】🔗🔉

おい-まさ オヒ― [0] 【追柾】 木取り,あるいは木目の一種。断面が板目と柾目の中間的なもの。

おい-まさ・る オヒ― 【生ひ優る】 (動ラ四)🔗🔉

おい-まさ・る オヒ― 【生ひ優る】 (動ラ四) 成長するにつれて素晴らしくなる。美しく成長する。「この君のうつくしうゆゆしきまで―・り給ふに/源氏(横笛)」

おい-まつ [1][2] 【老い松】🔗🔉

おい-まつ [1][2] 【老い松】 長い年月を経た松。ろうしょう。

おいまつ-いろ [0] 【老松色】🔗🔉

おいまつ-いろ [0] 【老松色】 染め色の名。老い松の葉のような濃い緑色。老緑色。

おいまつ 【老松】🔗🔉

おいまつ 【老松】 (1)能の一。脇能(ワキノウ)物。世阿弥(ゼアミ)作。老松の精が御代の栄えをことほぐ。 (2)三味線音楽の曲名。御祝儀曲。能の「老松」による。常磐津(トキワズ)・長唄・富本・一中にある。(ア)常磐津。1747年,常磐津節創立の際,佐佐木市蔵が作曲。演奏会の終わりに奏される。(イ)長唄。1820年,四世杵屋(キネヤ)六三郎作曲。お座敷長唄の先駆け。

おい-まどわ・す オヒマドハス 【追ひ惑はす】 (動サ四)🔗🔉

おい-まどわ・す オヒマドハス 【追ひ惑はす】 (動サ四) (1)追って途方に暮れさせる。「われをあしと思ひて―・しては,いかがしなすらむ/源氏(玉鬘)」 (2)追いかけているうちに相手を見失う。「もし又―・したらむ時と危く思ひけり/源氏(玉鬘)」

大辞林 ページ 139920