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おお・す オホス 【負す・課す】 (動サ下二)🔗🔉

おお・す オホス 【負す・課す】 (動サ下二) (1)背に負わせる。「片思ひを馬にふつまに―・せ持て/万葉 4081」 (2)責任・罪・義務などを引き受けさせる。「木伝へばおのが羽風に散る花を誰に―・せてここら鳴くらむ/古今(春下)」 (3)身に受けさせる。こうむらせる。「大将に矢風を―・せて引きしりぞかせん/保元(中・古活字本)」 (4)名としてもたせる。名付ける。「酒の名を聖(ヒジリ)と―・せし古(イニシエ)の大き聖の言(コト)のよろしさ/万葉 339」 (5)債務を負わせる。貸しつける。「汝ニ―・セタ小麦一石急イデ返セ/天草本伊曾保」

おおず オホズ 【大洲】🔗🔉

おおず オホズ 【大洲】 愛媛県西部,肱川(ヒジガワ)中流の市。近世,加藤氏の城下町。伊予糸・大洲半紙を特産。

おおすが オホスガ 【大須賀】🔗🔉

おおすが オホスガ 【大須賀】 姓氏の一。

おおすが-おつじ オホスガ― 【大須賀乙字】🔗🔉

おおすが-おつじ オホスガ― 【大須賀乙字】 (1881-1920) 俳人。福島県生まれ。本名,績(イサオ)。東大卒。碧梧桐に師事。新傾向俳句を唱道。のち,師と対立,「自然に帰れ」を基調に作句・俳論に活躍。著「乙字句集」「乙字俳論集」

おおす-かんのん オホスクワンオン 【大須観音】🔗🔉

おおす-かんのん オホスクワンオン 【大須観音】 真福寺の通称。美濃国中島郡長岡庄大須郷から移されたことからいわれる。

おおすぎ オホスギ 【大杉】🔗🔉

おおすぎ オホスギ 【大杉】 姓氏の一。

おおすぎ-さかえ オホスギ― 【大杉栄】🔗🔉

おおすぎ-さかえ オホスギ― 【大杉栄】 (1885-1923) 社会運動家。香川県生まれ。東京外国語学校卒。アナーキストとしてアナ-ボル論争に参加するなど,大正期の労働運動に大きな影響を与えた。関東大震災の際,妻伊藤野枝らとともに憲兵大尉甘粕正彦らに虐殺された。

おおすぎ-だに オホスギ― 【大杉谷】🔗🔉

おおすぎ-だに オホスギ― 【大杉谷】 三重県中部,大台ヶ原山から流れる宮川最上流の渓谷。日本屈指の多雨地域。密林の間に多数の滝がかかり豪壮な景観を呈する。

おお-すけ オホ― 【大介】🔗🔉

おお-すけ オホ― 【大介】 平安時代以後,国守またはそれに準ずる者の称。荘園関係の文書に多く見える語。

大辞林 ページ 140043