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おがさわら ヲガサハラ 【小笠原】🔗🔉

おがさわら ヲガサハラ 【小笠原】 姓氏の一。清和源氏流の信濃国の守護。甲斐小笠原村から起こる。代々弓馬の礼法に秀で,小笠原流をなす。

おがさわら-さだむね ヲガサハラ― 【小笠原貞宗】🔗🔉

おがさわら-さだむね ヲガサハラ― 【小笠原貞宗】 (1294-1347) 鎌倉末・南北朝期の武将。元弘の変で功をあげ信濃守護となり,小笠原一族隆盛のもとをつくった。

おがさわら-そうどう ヲガサハラサウ― 【小笠原騒動】🔗🔉

おがさわら-そうどう ヲガサハラサウ― 【小笠原騒動】 江戸後期,豊前(ブゼン)小倉藩小笠原家で起こったお家騒動。藩主忠固が家格引き上げ運動で財力を傾け,家老が二派に分かれて争った。1815年両派は処分され,藩主は逼塞。

おがさわら-ながきよ ヲガサハラ― 【小笠原長清】🔗🔉

おがさわら-ながきよ ヲガサハラ― 【小笠原長清】 (1162-1242) 鎌倉初期の武将。通称,加々美二郎。甲斐の人。源頼朝の臣。承久の変の功により阿波守護。小笠原流の祖とされる。

おがさわら-ながひで ヲガサハラ― 【小笠原長秀】🔗🔉

おがさわら-ながひで ヲガサハラ― 【小笠原長秀】 (?-1425) 室町中期の武将。兵庫助。弓馬をもって足利義満に仕え,武家の礼法を定めた。「三議一統」の撰者とされる。

おがさわら-ながみち ヲガサハラ― 【小笠原長行】🔗🔉

おがさわら-ながみち ヲガサハラ― 【小笠原長行】 (1822-1891) 幕末の幕臣。唐津藩世子。老中・外国事務総裁として,生麦事件処理・長州征伐・兵庫開港問題を担当。戊辰戦争では会津・箱館で官軍に抗戦した。

おがさわら-りゅう ヲガサハラリウ [0] 【小笠原流】🔗🔉

おがさわら-りゅう ヲガサハラリウ [0] 【小笠原流】 (1)諸礼および弓馬・騎射などの一派。小笠原長清を祖とし,その子孫貞宗が大成したといわれる。足利義満の時,貞宗の曾孫長秀が撰述して礼法書「三議一統」を著す。弓馬芸の故実を定めた「外向き」と,礼節・式法などを定めた「内向き」とがある。特に後者は,江戸時代に武家の礼式として重んじられ,明治初期には学校教育の礼法に採用され,礼儀作法の代名詞のようになった。 (2)(転じて俗に)堅苦しい礼儀作法をいう。

大辞林 ページ 140132