複数辞典一括検索+

おく-つ-かた 【奥つ方】🔗🔉

おく-つ-かた 【奥つ方】 〔「つ」は格助詞で「の」の意〕 奥の方。奥深く入った方。「東路の道のはてよりも猶―に生ひいでたる人/更級」

おく-つ-き [0] 【奥つ城】🔗🔉

おく-つ-き [0] 【奥つ城】 〔「つ」は格助詞〕 (1)墓。墓所。 (2)外界からさえぎられた霊域。「大伴の遠つ神祖(カムオヤ)の―は/万葉 4096」

おくつき-どころ 【奥つ城所】🔗🔉

おくつき-どころ 【奥つ城所】 墓場。墓所。「葛飾(カツシカ)の真間の手児名が―/万葉 432」

おく-づけ [0] 【奥付】🔗🔉

おく-づけ [0] 【奥付】 書籍・雑誌などの巻末にある,著者・書名・発行者・印刷者・発行日・定価などを記載した部分。

おく-づとめ [3] 【奥勤め】🔗🔉

おく-づとめ [3] 【奥勤め】 江戸時代,江戸城大奥や大名などの屋敷または商家で,奥向きに勤めること。また,その人。

おく-づめ [0] 【奥詰】🔗🔉

おく-づめ [0] 【奥詰】 江戸時代の職名。将軍の諮問に応じ隔日交代で将軍の居所に伺候した大名。奥詰衆。

おくつゆ-の 【置く露の】 (枕詞)🔗🔉

おくつゆ-の 【置く露の】 (枕詞) (1)露の性質と関連の深い「たま」「あだ」「ふか」などの音を含む地名にかかる。「―玉造江(タマツクリエ)に茂るてふ/玉葉(恋一)」 (2)露がかかるということから,「かかる」にかかる。「―かかるものとは思へども/後撰(恋二)」

おく-て [0][3] 【奥手・晩稲・晩生】🔗🔉

おく-て [0][3] 【奥手・晩稲・晩生】 (1)稲の品種で,普通より遅く成熟するもの。《晩稲》 [季]秋。《耶馬渓の岩に干しある―かな/杉田久女》 →わせ →なかて (2)普通より遅く開花したり,実が成熟する草木。《晩生》 (3)肉体的・精神的成熟が遅い人。《奥手》 ⇔わせ 「あの娘は―だ」

オクテット [1][3] octet🔗🔉

オクテット [1][3] octet (1)八重唱,あるいは八重奏。また,その編成で演奏する曲。八重奏曲。 (2)八重奏団。八重唱団。 (3)「八隅説(ハチグウセツ)」に同じ。 (4)八重項。質量がほぼ等しい八種類の素粒子がつくる組。

おく-でん [0] 【奥伝】🔗🔉

おく-でん [0] 【奥伝】 芸道などで,師から奥義を伝授されること。奥許し。

大辞林 ページ 140183