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おくれ-げ [0][3] 【後れ毛】🔗⭐🔉
おくれ-げ [0][3] 【後れ毛】
〔おくれて生えた毛の意〕
短くて結えないために,両鬢(リヨウビン)のあたりに残る毛。ほつれて下がった髪の毛。多く,女性の髪についていう。おくれ髪。愛敬(アイキヨウ)毛。遊び毛。「―をかきあげる」
おくれ-ざき [0] 【後れ咲き】🔗⭐🔉
おくれ-ざき [0] 【後れ咲き】
通常よりおくれて咲くこと。おそ咲き。
おくれ-ばせ [0] 【後れ馳せ】🔗⭐🔉
おくれ-ばせ [0] 【後れ馳せ】
(1)人よりおくれてかけつけること。「―にやって来る」
(2)時機を逸すること。「―ながらお祝い申し上げます」
おくれ-さきだ・つ 【後れ先立つ】 (動タ四)🔗⭐🔉
おくれ-さきだ・つ 【後れ先立つ】 (動タ四)
(1)あとになったり,先になったりする。「おそくとく色づく山のもみぢ葉は―・つ露や置くらむ/後撰(秋下)」
(2)ある者は生き残り,ある者は死んでゆく。「限りあらむ道にも,―・たじと契(チギ)らせ給ひけるを/源氏(桐壺)」
おく・れる [0] 【遅れる・後れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 おく・る🔗⭐🔉
おく・れる [0] 【遅れる・後れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 おく・る
(1)物事の実現が一定の日時・時刻よりあとになる。遅くなる。《遅》「列車は定刻より一〇分―・れて発車した」「約束の時間に―・れる」「学校に―・れる」
(2)進み方が他より小さくて,へだたりができる。また,後からついて行くようになる。
⇔進む
《遅》「先頭から五メートル―・れる」「時計が―・れている」
(3)他が進むのに対して,元の位置にとどまる。《後》「流行に―・れる」「―・れ居て君に恋ひつつ現(ウツ)しけめやも/万葉 3752」
(4)親族や親しい人が先に死に,自分は生き残る。《後》「夫に―・れる」
(5)(「怯れる」とも書く)気持ちがくじける。気おくれする。《後》「お種は少しく―・れたが/多情多恨(紅葉)」
(6)才能・性質などが劣る。「心の色なく,情―・れ/徒然 141」
大辞林 ページ 140198。