複数辞典一括検索+

おそ-ろ ヲソ―🔗🔉

おそ-ろ ヲソ― 〔「をそ」は「わさ」の転。「ろ」は接尾語〕 早熟。性急。「恋ふと言はば―と我(アレ)を思ほさむかも/万葉 654」「咲く花も―は厭はし/万葉 1548」

おそろ 【恐ろ】 (形動)🔗🔉

おそろ 【恐ろ】 (形動) 〔形容詞「おそろし」の語幹から。近世江戸語〕 恐れ入ったさま。「此白紙認め置き水にひたせば皆読(ヨメ)る。こりや―だ/浄瑠璃・神霊矢口渡」 〔安永・天明(1772-1789)の頃,通人の間で用いられた〕

お-そろい ―ソロヒ [0] 【御揃い】🔗🔉

お-そろい ―ソロヒ [0] 【御揃い】 〔「そろい」を丁寧にいう語〕 (1)二人以上の人が連れ立って一緒にいること。「―でおでかけですか」 (2)衣服やその柄などが同じであること。「―のゆかた」

おそろし・い [4] 【恐ろしい】 (形)[文]シク おそろ・し🔗🔉

おそろし・い [4] 【恐ろしい】 (形)[文]シク おそろ・し 〔動詞「おそる」の形容詞化〕 (1)恐怖や畏敬の念を感ずる。「―・くて声も出せない」 (2)(将来のことを心配して)避けたい。警戒しなければならない。「いちばん―・いのは油断だ」「地震によるパニックが―・い」 (3)程度が並外れている。驚くほど立派だ。「―・く足の速い男」「文覚もとより―・しき聖にて/平家 12」 (4)不思議だ。説明がつかない。「慣れとは―・いもので,静かな所ではかえって眠れない」 [派生] ――が・る(動ラ五[四])――げ(形動)――さ(名)

大辞林 ページ 140277