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おち-かか・る [0][4] 【落ち掛(か)る】 (動ラ五[四])🔗🔉

おち-かか・る [0][4] 【落ち掛(か)る】 (動ラ五[四]) (1)今にも落ちそうになる。「棚の上の物が―・っている」 (2)頭上に落ちてくる。降りかかる。「神(=雷)の鳴りひらめくさまさらに言はむかたなくて,―・りぬとおぼゆるに/源氏(明石)」

おち-かさな・る [0][5] 【落(ち)重なる】 (動ラ五[四])🔗🔉

おち-かさな・る [0][5] 【落(ち)重なる】 (動ラ五[四]) (1)落ちたものの上に,ほかのものが次々と落ちて重なる。「山道に枯れ葉が―・る」 (2)重なって一緒に落ちる。「馬の上にてひつ組んで,波うちぎはに―・つて/謡曲・敦盛」

おち-かた [0][3] 【落(ち)方】🔗🔉

おち-かた [0][3] 【落(ち)方】 (1)落ちる方法。落ち具合。 (2)〔「おちがた」とも〕 (花などが)落ちようとする頃。散りぎわ。「梅は…すこし―になりたれど/枕草子 83」 (3)逃げて行く方向。逃げ落ちる所。「―を失ひて/太平記 38」

おち-かた ヲチ― 【遠方】🔗🔉

おち-かた ヲチ― 【遠方】 遠い所。遠くの方。「―の赤土(ハニユウ)の小屋にこさめ降り/万葉 2683」

おちかた-のべ ヲチ― 【遠方野辺】🔗🔉

おちかた-のべ ヲチ― 【遠方野辺】 遠くの方にある野辺。「大名児を―に刈る草(カヤ)の/万葉 110」

おちかた-びと ヲチ― 【遠方人】🔗🔉

おちかた-びと ヲチ― 【遠方人】 (1)遠くの方にいる人。遠方の人。「うちわたす―にもの申すわれ/古今(雑体)」 (2)旅人。「―の霞みゆくらむ/壬二集」

おち-がみ [2] 【落(ち)髪】🔗🔉

おち-がみ [2] 【落(ち)髪】 抜け落ちた髪の毛。落ち毛。

おち-ぐち [2][0] 【落(ち)口】🔗🔉

おち-ぐち [2][0] 【落(ち)口】 (1)滝など,水の流れの落下する所。 (2)下水などの流れ出る所。 (3)物のおち始め。おちかかり。

おち-くぼ 【落ち窪】🔗🔉

おち-くぼ 【落ち窪】 落ちくぼんだ所。家の中で,普通の床よりも一段低い所。「―一間をしつらひてなむおはしける/落窪 1」

おち-くぼ・む [4] 【落ち窪む】 (動マ五[四])🔗🔉

おち-くぼ・む [4] 【落ち窪む】 (動マ五[四]) その部分が周りに比べて低くなる。へこむ。「―・んだ眼」

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