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お-の-え ヲ―ヘ 【尾上】🔗🔉

お-の-え ヲ―ヘ 【尾上】 〔「お」は峰の意。「おのうえ」の転〕 山の上。山の頂上。「―の鐘も響くなり/謡曲・高砂」

おのえ-らん ヲ―ヘ― [3] 【尾上蘭】🔗🔉

おのえ-らん ヲ―ヘ― [3] 【尾上蘭】 ラン科の多年草。奈良県および長野県以北の山地の草原に自生。草丈10〜15センチメートル。茎の下部に楕円形の葉を一対つける。夏,頂部に径約1センチメートルの鐘状の白花を二〜六個開く。

おのえ ヲノヘ 【尾上】🔗🔉

おのえ ヲノヘ 【尾上】 姓氏の一。

おのえ-きくごろう ヲノヘキクゴラウ 【尾上菊五郎】🔗🔉

おのえ-きくごろう ヲノヘキクゴラウ 【尾上菊五郎】 歌舞伎俳優。屋号,音羽(オトワ)屋。 (1)(初世)(1717-1783) 宝暦・明和期(1751-1772)に活躍した名優。京都の人。初め若衆方・女方で評判を得,のち立役となった。 (2)(三世)(1784-1849) 初世の高弟尾上松緑の養子。文化・文政期(1804-1830)に活躍した。江戸の人。生世話(キゼワ)狂言・怪談狂言を得意とした。 (3)(五世)(1844-1903) 三世の孫。団・菊・左と並称される明治時代の代表的な名優。前名,一三世市村羽左衛門。家の芸として新古演劇十種を制定。 (4)(六世)(1885-1949) 五世の長男。通称六代目。大正から昭和にかけて活躍。初世中村吉右衛門と菊吉(市村座)時代を形成。あらゆる役柄をこなし,歌舞伎の新しい演技術をつくりあげた。舞踊の名手としても有名。1930年,日本俳優学校を創設。

おのえ-さいしゅう ヲノヘサイシウ 【尾上柴舟】🔗🔉

おのえ-さいしゅう ヲノヘサイシウ 【尾上柴舟】 (1876-1957) 歌人・国文学者・書家。岡山県生まれ。本名,八郎。「あさ香社」同人,「車前草(シヤゼンソウ)社」などを創立。書道教育にも尽力。歌集「静夜」「永日」「日記の端より」,歌論「短歌滅亡私論」,書論「平安朝時代の草仮名の研究」など。

大辞林 ページ 140379