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おの-さん 【己さん】 (代)🔗🔉

おの-さん 【己さん】 (代) 〔「おのさま」の転〕 二人称。「おのさま」に同じ。「十四,五本は―も手にあまつて折りにくかろ/浄瑠璃・本朝三国志」

お-のし 【御主】 (代)🔗🔉

お-のし 【御主】 (代) 〔「おぬし」の転〕 二人称。おまえ。対等もしくはそれに近い者に対する語。男女ともに用いたが,近世では女性に多く用いられた。そなた。「―の様な老ぼれで有うと思たれば/蒙求抄 4」「助坊か,―も植木を買つたな/咄本・聞上手」

おの-ず-から ―ヅ― [0] 【自ずから・自ら】 (副)🔗🔉

おの-ず-から ―ヅ― [0] 【自ずから・自ら】 (副) 〔「己(オノ)つ(助詞)柄(カラ)」で,他から力を加えることなく,それ自身の力で,が原義〕 (1)自然に。ひとりでに。「弁解しなくとも―分かってもらえる時が来るだろう」「読書百遍義―見(アラワ)る」 (2)(自然の赴く所として)数あるうちにはまれに。長い間にはたまに。「されども―正直の人などかなからん/徒然 85」 (3)いつの間にか。知らず知らずのうちに。「―数年を経ぬ/今昔 6」 (4)たまたま。偶然に。「―はしつかた,局などにゐたらむ時もいへかし/枕草子 8」 (5)(仮定・推測の語とともに用いて)万一。ひょっとしたら。「―後まで忘れぬ御事ならば,召されてまたは参るとも,今日はいとまたまはらん/平家 1」 (6)きっと。たぶん。「乗るべき車なくてえ参らずは,―聞こし召しつけて賜はせもしてむ/枕草子 278」

おの-ず-と ―ヅ― [0] 【自ずと・自と】 (副)🔗🔉

おの-ず-と ―ヅ― [0] 【自ずと・自と】 (副) ひとりでに。自然に。おのずから。「修業を重ねれば―腕も上がる」

おのだ ヲノダ 【小野田】🔗🔉

おのだ ヲノダ 【小野田】 山口県南西部,周防(スオウ)灘に臨む市。古代製陶の中心地であった。江戸末期より石炭産業で繁栄。セメント・硫酸・化学薬品などを産する。

おのだ-せん ヲノダ― 【小野田線】🔗🔉

おのだ-せん ヲノダ― 【小野田線】 JR 西日本の鉄道線。山口県居能(イノウ)・小野田(11.6キロメートル),雀田・長門本山(2.3キロメートル)。宇部・小野田工業地域の原料・製品輸送を目的に建設。

大辞林 ページ 140383