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お-ひら [2] 【御平】🔗🔉

お-ひら [2] 【御平】 (1)平椀(ヒラワン)に盛った料理。 (2)〔女房詞〕 平椀。平型かぶせ蓋の椀。「―のかちん/御湯殿上(文明一九)」 (3)〔もと女房詞〕 鯛(タイ)。[大上臈御名之事]

――の長芋🔗🔉

――の長芋 〔お平の中に入れた長芋のように,見かけばかりでおいしくないことから〕 きれいだがしまりのない顔のたとえ。

お-ひらき [2] 【御開き】🔗🔉

お-ひらき [2] 【御開き】 (1)婚礼などの祝宴が終わること,終わって帰ることの忌み詞。また,広く会合・宴会などを終わりにすること。閉会。散会。「この辺で―にしたいと存じます」 (2)落ちのびることの忌み詞。退却。「只先づ筑紫へ―候へかし/太平記 15」

お-ひる [2] 【御昼】🔗🔉

お-ひる [2] 【御昼】 (1)昼を丁寧にいう語。「もう―になった」 (2)昼食。「―にしましょう」 (3)お起きになること。[日葡] →おひるなる

お・びる [2][0] 【帯びる】 (動バ上一)[文]バ上二 お・ぶ🔗🔉

お・びる [2][0] 【帯びる】 (動バ上一)[文]バ上二 お・ぶ (1)身に着ける。腰に下げたり巻いたりする。「刀を―・びる」「官になるごとに印を―・ぶるぞ/玉塵 5」 (2)任務などを身に引き受ける。負う。「使命を―・びる」 (3)ある性質や要素を含む。持つ。「赤みを―・びた茶色」「酒気を―・びる」「丸みを―・びる」「露ヲ―・ビタル花/日葡」 〔上代は四段活用〕 →帯ぶ [慣用] 印綬(インジユ)を―

おび・る (動ラ下二)🔗🔉

おび・る (動ラ下二) (1)内気でおどおどする。「女御のあまりやはらかに―・れ給へるこそ/源氏(若菜下)」 (2)(多く「寝おびる」の形で)ぼんやりする。ぼける。 →寝おびる

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