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おまえ-さん ―マヘ― [0] 【御前さん】 (代)🔗🔉

おまえ-さん ―マヘ― [0] 【御前さん】 (代) 〔「おまえさま」の転〕 二人称。 (1)親しみの気持ちをこめて自分より下の人を呼ぶ語。「―は長生きするよ」 (2)妻が夫を呼ぶ語。「―,帰りにパンを買ってきて」 (3)相手を敬っていう語。近世,一般社会でも遊里でも用いられ,かなり高い敬意を表した。「―にはちとおあつうございませう/滑稽本・浮世風呂 2」

おまえ-たち ―マヘ― [2][3] 【御前達】🔗🔉

おまえ-たち ―マヘ― [2][3] 【御前達】 ■一■ (代) 二人称の複数。 (1)二人以上の,同等あるいはそれ以下の相手に対して用いる。「―は,しっかり勉強しなさいよ」 (2)貴人に対して,敬意をこめていう。「―にまさりたる人々など,いたう,いかで,いかで,とぞ言へど/狭衣 1」 ■二■ (名) 貴人の前に仕える人たち。宮仕えの女房たち。「―も必ずさ思すゆゑ侍らむかし/更級」

おまえ-の-こころみ ―マヘ― 【御前の試み】🔗🔉

おまえ-の-こころみ ―マヘ― 【御前の試み】 「ごぜん(御前)のこころみ」に同じ。「―の夜の御髪上/枕草子 156」

おまえ-まち ―マヘ― [2][3] 【御前町】🔗🔉

おまえ-まち ―マヘ― [2][3] 【御前町】 社寺などの前に発達した町。門前町。

おまえ-ざき オマヘ― 【御前崎】🔗🔉

おまえ-ざき オマヘ― 【御前崎】 静岡県中南部,駿河湾と遠州灘を分ける岬。付近一帯は海抜40メートルの隆起海食台。

お-まき ヲ― [0] 【緒巻(き)】🔗🔉

お-まき ヲ― [0] 【緒巻(き)】 「(チキリ){(1)}」に同じ。

おまき-ざる ヲマキ― [4] 【尾巻猿】🔗🔉

おまき-ざる ヲマキ― [4] 【尾巻猿】 霊長目オマキザル科,あるいはそのうちのオマキザル属のサルの総称。頭胴長35〜60センチメートル,尾長も同じくらいで,常に尾の先端を巻いている。群れを作って樹上生活をし,果実・芽などを食べる。利口で人になれやすい。中南米に分布。カツラザル。

お-まけ🔗🔉

お-まけ 〔「お」は接頭語。女房詞〕 月経。まけ。

大辞林 ページ 140429