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おもい-あつ・む オモヒ― 【思ひ集む】 (動マ下二)🔗🔉

おもい-あつ・む オモヒ― 【思ひ集む】 (動マ下二) あれこれと思う。いろいろなことを思う。「つくづくと臥して―・むることぞあいなきまで多かるを/蜻蛉(中)」

おもい-あま・る オモヒ― [5] 【思い余る】 (動ラ五[四])🔗🔉

おもい-あま・る オモヒ― [5] 【思い余る】 (動ラ五[四]) あれこれ考えたがどうしてもよい考えが浮かばない。思案にあまる。現代語では,多く「思い余って」の形で用いる。「―・って上司に相談する」「をとこ,臥して思ひ,起きて思ひ,―・りて/伊勢 56」

おもい-あわ・せる オモヒアハセル [6] 【思い合(わ)せる】 (動サ下一)[文]サ下二 おもひあは・す🔗🔉

おもい-あわ・せる オモヒアハセル [6] 【思い合(わ)せる】 (動サ下一)[文]サ下二 おもひあは・す (1)一つの事を他の事と比べて考える。考えあわせる。「あれこれと―・せて迷う」 (2)思いあたる。「われなりけりと―・せば,さりとも罪ゆるしてむ/源氏(夕顔)」

おもい-い・ず オモヒイヅ 【思ひ出づ】 (動ダ下二)🔗🔉

おもい-い・ず オモヒイヅ 【思ひ出づ】 (動ダ下二) 思い起こす。思い出す。「かうにこそありけれ,と夢のやうに―・づ/寝覚 1」

おもい-いた・る オモヒ― [5][0] 【思い至る】 (動ラ五[四])🔗🔉

おもい-いた・る オモヒ― [5][0] 【思い至る】 (動ラ五[四]) 〔「想い到る」とも書く〕 考えがそこにたどりつく。思い及ぶ。「我が身の不明に―・る」

おもい-いり オモヒ― 【思ひ入り】🔗🔉

おもい-いり オモヒ― 【思ひ入り】 (1)思い込むこと。おもいいれ。 (2)深く思いをかけた人。「何故に女房持ちやらぬ,但しどこぞに―がなあるかいの/浄瑠璃・今宮心中(上)」

おもい-い・る オモヒ― 【思ひ入る】🔗🔉

おもい-い・る オモヒ― 【思ひ入る】 ■一■ (動ラ四) (1)深く心に思う。「深くなさけなく憂しと―・りたるさまも/源氏(帚木)」 (2)望んで入る。「―・りたらむ山住みの心地/源氏(椎本)」 ■二■ (動ラ下二) 深く心にかける。「つらきも憂きもかたはら痛き事も―・れたるさまならで/源氏(夕顔)」

大辞林 ページ 140446