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おもい-おこ・す オモヒ― 【思ひ遣す】 (動サ下二)🔗🔉

おもい-おこ・す オモヒ― 【思ひ遣す】 (動サ下二) こちらの方に思いをよこす。気づかう。「伊勢まで誰か―・せむ/源氏(賢木)」

おもい-おと・す オモヒ― 【思ひ貶す】 (動サ四)🔗🔉

おもい-おと・す オモヒ― 【思ひ貶す】 (動サ四) 劣っていると考える。見下げる。「人も―・し/源氏(薄雲)」

おもい-おもい オモヒオモヒ [4] 【思い思い】 (副)🔗🔉

おもい-おもい オモヒオモヒ [4] 【思い思い】 (副) 人々がそれぞれ自分の思ったとおりに。めいめいの考えに従って。「―の衣装を身につける」「―の道を進む」

おもい-おも・う オモヒオモフ 【思ひ思ふ】 (動ハ四)🔗🔉

おもい-おも・う オモヒオモフ 【思ひ思ふ】 (動ハ四) 強く思う。深く思い続ける。「ねたき目見せむと―・ふ/落窪 2」

おもい-およ・ぶ オモヒ― [5][0] 【思い及ぶ】 (動バ五[四])🔗🔉

おもい-およ・ぶ オモヒ― [5][0] 【思い及ぶ】 (動バ五[四]) 考えが及ぶ。思い至る。「そこまでは―・ばなかった」

おもい-かえ・す オモヒカヘス [4] 【思い返す】 (動サ五[四])🔗🔉

おもい-かえ・す オモヒカヘス [4] 【思い返す】 (動サ五[四]) (1)過ぎ去ったことをもう一度思い浮かべる。回顧する。「学生時代を―・す」 (2)考えを変える。考え直す。「―・して外出をやめる」 (3)思惑が外れる。「憑て行たる所にも―・して,此にてはえ殺さじと言ければ/今昔 31」

おもい-かえ・る オモヒカヘル 【思ひ返る】 (動ラ四)🔗🔉

おもい-かえ・る オモヒカヘル 【思ひ返る】 (動ラ四) 気持ちや考えが元に戻る。「かく言ひ契りつれば―・るべきにもあらず/蜻蛉(下)」

おもい-がお オモヒガホ 【思ひ顔】🔗🔉

おもい-がお オモヒガホ 【思ひ顔】 (1)心の中の思いが表れている顔つき。「つれなさを憂しと思へる人はよに笑みせじとこそ―なれ/落窪 1」 (2)恋しく思っているような顔つき。「思はぬ人を―にとりなす言の葉/源氏(総角)」

大辞林 ページ 140448