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おもい-どおり オモヒドホリ [4] 【思い通り】 (名・形動)🔗🔉

おもい-どおり オモヒドホリ [4] 【思い通り】 (名・形動) 思ったとおりになる・こと(さま)。思っているとおり。「すべてが―になった」「―の結果が出た」「―にふるまう」

おもい-と・く オモヒ― 【思ひ解く】 (動カ四)🔗🔉

おもい-と・く オモヒ― 【思ひ解く】 (動カ四) (1)考えて疑問を解く。納得する。「雪ならばまがきにのみは積もらじと―・くにぞ白菊の花/千載(秋下)」 (2)斟酌(シンシヤク)する。大目に見る。「思ひはなつまじきあたりは,いとほしなど―・けば念じていはぬをや/枕草子 270」

おもい-とじ・む オモヒトヂム 【思ひ綴ぢむ】 (動マ下二)🔗🔉

おもい-とじ・む オモヒトヂム 【思ひ綴ぢむ】 (動マ下二) 思いを断つ。あきらめる。「今はかぎりにやと,―・めし程も/寝覚 2」

おもい-どち オモヒ― 【思ひ共】🔗🔉

おもい-どち オモヒ― 【思ひ共】 思い合った者どうし。おもうどち。「うへも限りなき御―にて/源氏(桐壺)」

おもい-とどこお・る オモヒトドコホル 【思ひ滞る】 (動ラ四)🔗🔉

おもい-とどこお・る オモヒトドコホル 【思ひ滞る】 (動ラ四) 迷って決心がつかない。躊躇(チユウチヨ)する。「はかなき事に―・り/源氏(橋姫)」

おもい-とどま・る オモヒ― [6] 【思い止まる】 (動ラ五[四])🔗🔉

おもい-とどま・る オモヒ― [6] 【思い止まる】 (動ラ五[四]) しようと思っていたことをやめる。考え直してやめる。「辞任を―・る」

おもい-とど・む オモヒ― 【思ひ止む】 (動マ下二)🔗🔉

おもい-とど・む オモヒ― 【思ひ止む】 (動マ下二) (1)忘れないように心にとどめる。「心ぼそげなめる御有様を,人よりも心ぐるしうなむ―・めらるる/寝覚 4」 (2)心に思い定める。「この人をとまりにとも―・め侍らず/源氏(帚木)」 (3)執着する。「世の中を―・めたる様にもおはせざりし一所を/源氏(宿木)」 (4)断念する。「かうまでうち出で給ひつれば,え―・め給はず/源氏(浮舟)」

おもい-とま・る オモヒ― [5][0] 【思い止(ま)る】 (動ラ五[四])🔗🔉

おもい-とま・る オモヒ― [5][0] 【思い止(ま)る】 (動ラ五[四]) (1)思いとどまる。「実施を―・る」 (2)心がそこに残る。「見そめつる契りばかりを捨てがたく―・る人は/源氏(帚木)」

おもい-どり オモヒ― 【思ひ取り】🔗🔉

おもい-どり オモヒ― 【思ひ取り】 決めた相手から杯をもらうこと。 ⇔思い差し 「その盃,義秀のみて,面々にくだし,おもひざし,―/曾我 6」

大辞林 ページ 140457