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おもく・す 【重くす】 (動サ変)🔗🔉

おもく・す 【重くす】 (動サ変) 大切にする。重視する。「道の掟正しく,是を―・して放埒(ホウラツ)せざれば/徒然 150」

おも-くるし・い [5][0] 【重苦しい】 (形)[文]シク おもくる・し🔗🔉

おも-くるし・い [5][0] 【重苦しい】 (形)[文]シク おもくる・し 抑えつけられて,息がつまりそうな感じだ。「―・い沈黙が続く」 [派生] ――げ(形動)――さ(名)

おも-く・れる 【重くれる】 (動ラ下一)🔗🔉

おも-く・れる 【重くれる】 (動ラ下一) 〔中世後期から近世へかけての語〕 重苦しそうである。「ふところのおもさよ,足も―・れて/浄瑠璃・油地獄(下)」

おも-くろ・い 【面黒い】 (形)🔗🔉

おも-くろ・い 【面黒い】 (形) 〔近世江戸の通人・職人言葉〕 (1)「面白い」をもじった語。「こいつ―・いと,かの下駄を履きて湯の中へ入り/滑稽本・膝栗毛(初)」 (2)つまらない。「富士なくば―・からん東路/雑俳・一息」

おも-くろし・い 【重苦しい】 (形)🔗🔉

おも-くろし・い 【重苦しい】 (形) おもくるしい。「純一は急に空気が―・くなつたやうに感じた/青年(鴎外)」

おも-げぎょ [3] 【本懸魚】🔗🔉

おも-げぎょ [3] 【本懸魚】 破風(ハフ)の拝みの下にある懸魚。拝み懸魚。 →懸魚

おもごけい 【面河渓】🔗🔉

おもごけい 【面河渓】 愛媛県中南部,石鎚(イシヅチ)山に発する面河川上流部の渓谷。10キロメートルにわたって多くの滝や淵・断崖が連なる。

おも-さ [0] 【重さ】🔗🔉

おも-さ [0] 【重さ】 (1)重いこと。また,その程度。おもみ。 (2)〔物〕 物体に働く重力の大きさ。その値は物体の質量と重力加速度の積に等しい。重量。目方。 →質量 (3)俗に,質量の意で用いられる。

おも-ざし [0] 【面差(し)】🔗🔉

おも-ざし [0] 【面差(し)】 顔のようす。顔だち。「―が母にそっくりだ」

おもし [0] 【重し・重石】🔗🔉

おもし [0] 【重し・重石】 〔文語形容詞「おもし」の名詞化。後世,「おもいし」の略と考えて「重石」の漢字を当てるようになった〕 (1)物を押さえるのに用いる石など。「漬物に―をする」 (2)人を制ししずめる力。貫禄。また,その力をもっている人。「―をきかす」「世の―とものし給へる大臣(オトド)の/源氏(賢木)」 (3)秤(ハカリ)に使うおもり。

大辞林 ページ 140470