複数辞典一括検索+

おもた・い [0] 【重たい】 (形)[文]ク おもた・し🔗🔉

おもた・い [0] 【重たい】 (形)[文]ク おもた・し (1)目方が多い。「荷物が―・い」 (2)重い感じがする。「まぶたが―・くなる」「―・い足をひきずって帰る」 (3)心がはればれとしない。沈んでいる。「会議室には―・い空気がみなぎっていた」 (4)なみなみでない。重大である。「―・い罪」 〔「重い」とほぼ同義であるが,現在では意味・用法がややせまく,病状などには用いない〕 [派生] ――が・る(動ラ五[四])――げ(形動)――さ(名)

おも-だか [0] 【沢瀉】🔗🔉

おも-だか [0] 【沢瀉】 (1)〔面高の意。葉面の脈が高く隆起しているのでいう〕 オモダカ科の多年草。水田・沼畔などに自生する。葉は鏃(ヤジリ)形で,長い柄がつく。六,七月に高さ約60センチメートルの花茎を立てて,円錐状または総状に白色三弁の単性花をつける。塊茎は食用。野茨菰。ハナグワイ。[季]夏。 →慈姑(クワイ) (2)家紋の一。オモダカの葉・花の形を図案化したもの。水沢瀉・抱沢瀉など。 (3)模様の名。オモダカの葉を図案化したもの。花を添えたものを花沢瀉という。 沢瀉(2) [図]

おもだか-おどし ―ヲドシ [5] 【沢瀉縅】🔗🔉

おもだか-おどし ―ヲドシ [5] 【沢瀉縅】 鎧(ヨロイ)の縅の名。オモダカの葉の形のように上をせまく下を広く縅したもの。 沢瀉縅 [図]

おもだか-くわい ―クワ [5] 【沢瀉慈姑】🔗🔉

おもだか-くわい ―クワ [5] 【沢瀉慈姑】 オモダカの匍匐枝(ホフクシ)の先にできる塊茎。食用。

おもだか-ずり [0][4] 【沢瀉摺り】🔗🔉

おもだか-ずり [0][4] 【沢瀉摺り】 オモダカの葉・花を図案化した模様を染めたもの。

おもだか-や 【沢瀉屋】🔗🔉

おもだか-や 【沢瀉屋】 歌舞伎俳優市川猿之助一門の屋号。

おもだか 【沢瀉】🔗🔉

おもだか 【沢瀉】 姓氏の一。

おもだか-ひさたか 【沢瀉久孝】🔗🔉

おもだか-ひさたか 【沢瀉久孝】 (1890-1968) 国文学者。三重県生まれ。京大教授。万葉集の訓詁注釈を中心とした精緻な研究を行い,「万葉集注釈」全二〇巻を完成。ほかに著「万葉の作品と時代」「万葉古径」など。

おも-だか [0] 【面高】 (名・形動)[文]ナリ🔗🔉

おも-だか [0] 【面高】 (名・形動)[文]ナリ 顔が骨ばっていて,鼻なども高い・こと(さま)。「蒼白く―に削り成せる彼の顔と/虞美人草(漱石)」

大辞林 ページ 140472