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――に似ぬ子は鬼子(オニゴ)((オニツコ))🔗🔉

――に似ぬ子は鬼子(オニゴ)((オニツコ)) 親に似ない子は人の子ではなく鬼の子である。子は親に似るのが普通である,の意。

――の因果(インガ)が子に報(ムク)う🔗🔉

――の因果(インガ)が子に報(ムク)う 親のした悪業の報いが罪もない子に現れる。親の罰(バチ)は子にあたる。

――の顔が見たい🔗🔉

――の顔が見たい しつけの悪いよその子の言動に,驚きあきれて言う語。

――の心子知らず🔗🔉

――の心子知らず 子を思う親の心を子は察しないで勝手な振る舞いをする。

――の臑(スネ)を噛(カジ)る🔗🔉

――の臑(スネ)を噛(カジ)る 子が経済的に自立できないで,親の扶養を受ける。

――の光は七光(ナナヒカリ)🔗🔉

――の光は七光(ナナヒカリ) 〔「七」は大きな数としていう〕 子の出世や評価に大きく貢献する,親の高い社会的地位や名声などの威光。親の光は七とこ照らす。親の七光。

――の欲目(ヨクメ)🔗🔉

――の欲目(ヨクメ) 親が愛情から自分の子を実際以上によいと思うこと。

――は無くとも子は育つ🔗🔉

――は無くとも子は育つ 親がいなくなっても,子供はなんとか育っていくものである。世の中のことはさほど心配したものではないというたとえ。

おや [2][1] (感)🔗🔉

おや [2][1] (感) (1)意外なことに出合ったりしたときなどに,軽い驚きを表す語。「―,山田さんではありませんか」 (2)軽い疑いを表す語。「―,道を間違えたかな」

おや-いし [2] 【親石・首石】🔗🔉

おや-いし [2] 【親石・首石】 石造の建物の基礎のうち,隅に据える大事な石。かしらいし。

おや-いも [0] 【親芋】🔗🔉

おや-いも [0] 【親芋】 里芋の地下茎にできる大きな塊茎。多くの子芋がつく。かしらいも。いもがしら。[季]秋。

おや-おもい ―オモヒ [3] 【親思い】🔗🔉

おや-おもい ―オモヒ [3] 【親思い】 親への思いやりがあついこと。また,その人。「彼ほどの―はいない」「―の息子」

おや-おや [2] 【親親】🔗🔉

おや-おや [2] 【親親】 (1)複数の人のそれぞれの親。「―が心安く成るにつれ娘同志も親しくなり/浮雲(四迷)」 (2)実の親と養親がいる時のそれらの親。親たち。「―の悲しび愛するは/今昔 26」 (3)祖先。「我が―の墓におさめん事許さじ/読本・春雨(死首のゑがほ)」

大辞林 ページ 140490