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おり-かえ・す ヲリカヘス [3][0] 【折(り)返す】 (動サ五[四])🔗🔉

おり-かえ・す ヲリカヘス [3][0] 【折(り)返す】 (動サ五[四]) (1)紙や布などを折って,裏が表に出るようにして重ねる。「ズボンのすそを―・す」 (2)来た方向へひきかえす。「このバスは次の停留所で―・します」 (3)(手紙や話の返事を)時間をおかないでする。「友人から―・して返信がきた」 (4)(詩歌や音楽などを)二度繰り返して吟じたり奏したりする。「―・し謡ひ給ふ御声/源氏(若菜下)」

おり-かがみ ヲリ― 【折り屈み】🔗🔉

おり-かがみ ヲリ― 【折り屈み】 〔腰や膝を折りかがむことから〕 行儀作法。立ち居振る舞い。おれかがみ。「どのやうにやかましく申しても,―が直りませぬ/滑稽本・浮世風呂 2」

おり-か・く ヲリ― 【折り懸く】 (動カ下二)🔗🔉

おり-か・く ヲリ― 【折り懸く】 (動カ下二) (1)折って物にかける。「賤(シズ)の男(オ)が篠―・けて干す衣/梁塵秘抄」 (2)折ってそのままにしておく。「―・け―・けしたりければ,簑(ミノ)を逆様に着たる様/義経記 8」 (3)波などが折りかえしては寄せてくる。「岩ねこす清滝川のはやければ浪―・くる岸の山ぶき/新古今(春下)」

おり-か・く 【織り懸く】 (動カ下二)🔗🔉

おり-か・く 【織り懸く】 (動カ下二) 織って一面にかけわたす。「竜田川錦―・く神無月/古今(冬)」

おり-かけ ヲリ― [0] 【折(り)掛け・折(り)懸け】🔗🔉

おり-かけ ヲリ― [0] 【折(り)掛け・折(り)懸け】 (1)折り始めてまだ折り終わってないこと。また,その物。 (2)幟(ノボリ)の,乳を通す鉤(カギ)形の金具。おりがね。 (3)「折り懸け垣」の略。

おりかけ-がき ヲリ― [4] 【折(り)懸け垣】🔗🔉

おりかけ-がき ヲリ― [4] 【折(り)懸け垣】 柴・竹などを折り曲げて両端を地面にさして作った垣。おりかけ。

おりかけ-だる ヲリ― [4] 【折(り)掛け樽】🔗🔉

おりかけ-だる ヲリ― [4] 【折(り)掛け樽】 山の神などに神酒を供えるのに用いる器。節を二つ付けて篠竹を切り,中央部をそいで折り曲げ,両端に少量の酒を注いで枝などに掛けるもの。

大辞林 ページ 140516