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おろし-うり-ぶっかしすう [10][9] 【卸売物価指数】🔗⭐🔉
おろし-うり-ぶっかしすう [10][9] 【卸売物価指数】
〔wholesale price index〕
卸売価格から算定した卸売物価の水準を示す指数。日本では日銀が作成しているものが代表的。景気変動を最も敏感に反映するといわれ,景気の指標とされる。WPI 。
→消費者物価指数
おろし-しょう ―シヤウ [3] 【卸商】🔗⭐🔉
おろし-しょう ―シヤウ [3] 【卸商】
卸売を専業とする商人。
おろし-どんや [4] 【卸問屋】🔗⭐🔉
おろし-どんや [4] 【卸問屋】
卸売をする問屋。
おろし-ね [3][0] 【卸値】🔗⭐🔉
おろし-ね [3][0] 【卸値】
卸売の段階での値段。
おろし [1] 【颪】🔗⭐🔉
おろし [1] 【颪】
〔「おろし(下)」と同源〕
山など高いところから吹きおろしてくる風。「赤城―」
おろし-こ・む 【下ろし籠む】 (動マ下二)🔗⭐🔉
おろし-こ・む 【下ろし籠む】 (動マ下二)
御簾(ミス)・格子(コウシ)・蔀(シトミ)などをおろして中にとじこもる。「御精進にて御簾―・めて行はせ給ふ/源氏(澪標)」
おろし-た・つ 【下ろし立つ】 (動タ下二)🔗⭐🔉
おろし-た・つ 【下ろし立つ】 (動タ下二)
(1)地位・身分の低い者の間に交わらせる。下げ渡す。「まうとたちのつきづきしく今めきたらむに,(空蝉ヲ)―・てむやは/源氏(帚木)」
(2)牛車(ギツシヤ)の轅(ナガエ)を牛から外して榻(シジ)に掛ける。駐車する。「人声おほくて,御車―・てよとののしる/蜻蛉(上)」
オロシヤ🔗⭐🔉
オロシヤ
〔(ロシア) Rossiya〕
江戸時代,ロシアを呼んだ語。「此の芝居は―へでも売るがいい/滑稽本・八笑人」
おろ・す [2] 【下ろす・降ろす】 (動サ五[四])🔗⭐🔉
おろ・す [2] 【下ろす・降ろす】 (動サ五[四])
(1)高い所から低い所に移す。下の方にさげる。
⇔あげる
《下》「棚から箱を―・す」「なべを火から―・す」「ベンチに腰を―・す」
(2)上げたり下げたりして使うものを,下げた状態にする。
⇔あげる
「国旗を―・す」
(3)上を固定して,下の方へ伸ばす。《下》「すだれを―・す」「幕を―・す」
(4)人や荷物を,乗り物から外に出す。
⇔のせる
《降》「乗客を―・す」「荷を―・す」
(5)神仏に供えた物をさげる。また,貴人の食事の残りや使っていた物を与えられる。《下》「お供えを―・す」「そこの奉る御衣を一つ二つ―・し候はん/今昔 23」
(6)人を高い地位・役割などからはずす。退かせる。「社長の座から―・す」「主役を―・す」「御門(ミカド)をも―・したてまつりき/増鏡(新島守)」
(7)本体から切り離す。(ア)(木の)枝を切る。《下》「枝を―・す」(イ)魚・獣の肉を解体する。「アジを三枚に―・す」「獣ノ四足ヲ―・ス/日葡」(ウ)頭髪を剃ったり切ったりして仏門に入る。「髪を―・す」(エ)(「卸す」とも書く)物をすって小さくする。「大根を―・す」
(8)体外に出す。「虫を―・す」「子を―・す」
〔堕胎の意味では「堕ろす」と書く〕
(9)使わないでしまってあった物を出して使う。「新しいタオルを―・す」
(10)貯金などを引き出す。《下》「一〇万円―・す」
(11)貴人の前から退出させる。「みな下屋に―・し侍りぬるを/源氏(帚木)」
(12)悪く言う。けなす。「あさましく咎め出でつつ,―・す/源氏(乙女)」
(13)風が山の峰から下に向かって吹く。「三室山―・す嵐のさびしきに/千載(秋下)」
[慣用] 錨(イカリ)を―・看板を―・根を―・暖簾(ノレン)を―・筆を―
大辞林 ページ 140548。