複数辞典一括検索+

おろ-た ヲロ― 【峰ろ田】🔗🔉

おろ-た ヲロ― 【峰ろ田】 〔「お」は峰,「ろ」は接尾語〕 丘の上にある田。「安波をろの―に生はるたはみづら/万葉 3501」

おろ-ち ヲロ― [1] 【大蛇】🔗🔉

おろ-ち ヲロ― [1] 【大蛇】 〔「お」は峰,「ろ」は接尾語,「ち」は霊力,また霊力あるものの意〕 大きな蛇。だいじゃ。うわばみ。「八俣(ヤマタ)の―」

オロチョン Orochon🔗🔉

オロチョン Orochon シベリアのバイカル地方からアムール川上流域,中国の大興安嶺に居住するツングース系の狩猟民。ロシアではエベンキの一派とされる。

オロッコ Orokko🔗🔉

オロッコ Orokko ⇒ウイルタ

おろ-ぬ・く [3] 【疎抜く】 (動カ五[四])🔗🔉

おろ-ぬ・く [3] 【疎抜く】 (動カ五[四]) (1)農作物を間引く。うろぬく。「菜を―・く」「鶯(ウグイス)の声もたか菜を―・きて/徳和歌後万載集」 (2)間をおく。「女郎買も当分―・くつもりだ/黄表紙・見徳一炊夢」

おろ-ねぶ・る 【疎眠る】 (動ラ四)🔗🔉

おろ-ねぶ・る 【疎眠る】 (動ラ四) うとうとねむる。「足をうちひろげて―・りたるを/宇治拾遺 1」

おろ-の-かがみ ヲロ― 【尾ろの鏡】🔗🔉

おろ-の-かがみ ヲロ― 【尾ろの鏡】 〔「山鳥の尾ろのはつをに鏡かけとなふべみこそ汝(ナ)に寄そりけめ/万葉 3468」からでた語〕 中世の歌語。語義未詳。異性への慕情のたとえに用いられる。山鳥の尾の鏡。はつおの鏡。「山鳥の―にあらねどもうき影みてはねぞなかれける/土御門院御集」

おろ-よ・し 【疎良し】 (形ク)🔗🔉

おろ-よ・し 【疎良し】 (形ク) 〔「おろ」は不十分の意の接頭語〕 (1)ちょっとよい。「―・し,少しよきをいふ。おろかによしといふことにや/町人嚢」 (2)〔近世九州方言〕 あまりよくない。悪い。「客どもに向ひて,あんがい―・いことぬかいてよかばいものか/滑稽本・膝栗毛 8」

大辞林 ページ 140550