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おん-しゃ [1] 【恩赦】🔗🔉

おん-しゃ [1] 【恩赦】 確定した刑の全部または一部を消滅させ,あるいは公訴権を消滅させること。内閣が決定し,天皇の認証により行う。大赦・特赦・減刑と刑の執行の免除および復権の五種がある。奈良・平安時代には,天皇の権限で慶事や凶事に際して行われた。

おん-しゃ ヲン― [0][1] 【温藉】 (名・形動)[文]ナリ🔗🔉

おん-しゃ ヲン― [0][1] 【温藉】 (名・形動)[文]ナリ 心が広くやさしい・こと(さま)。「吟蜩は風流―,金を返して恩を報じ/露団々(露伴)」

おん-しゃ [1] 【御社】🔗🔉

おん-しゃ [1] 【御社】 相手の会社・神社を敬っていう語。

おん-しゃく [0] 【恩借】 (名)スル🔗🔉

おん-しゃく [0] 【恩借】 (名)スル 〔「おんじゃく」とも〕 特別の情けで金品を借りること。また,その金品。「お願ひ申して償ひ金―いたせしその砌り/歌舞伎・蝶山崎踊」

おん-じゃく ヲン― [0] 【温石】🔗🔉

おん-じゃく ヲン― [0] 【温石】 (1)焼いた石を綿などで包んだもの。冬,体を暖めるのに使った。焼き石。[季]冬。《草庵の―の暖唯一つ/虚子》 (2)〔温石をぼろ切れに包んで用いたことから〕 ぼろを着ている人をあざけっていう語。

おんじゃく-めん ヲン― [4] 【温石綿】🔗🔉

おんじゃく-めん ヲン― [4] 【温石綿】 ⇒石綿(イシワタ)

おんじゃ・る オンヂヤル (動ラ四)🔗🔉

おんじゃ・る オンヂヤル (動ラ四) 〔近世前期,上方以外の地方の語〕 「おじゃる」に同じ。「ちよこちよこ濡れたがよく―・る/浄瑠璃・丹波与作(上)」

おん-しゅ 【隠首】🔗🔉

おん-しゅ 【隠首】 律令制で,戸籍や計帳に登録されないで租税負担を逃れていた者が自首すること。 →括出(カツシユツ)

おん-じゅ 【飲酒】🔗🔉

おん-じゅ 【飲酒】 〔「おんしゅ」とも。「おん」は呉音〕 「いんしゅ(飲酒)」に同じ。「―は仏の御戒めはさる事なれども/謡曲・木賊」

おんじゅ-かい [3] 【飲酒戒】🔗🔉

おんじゅ-かい [3] 【飲酒戒】 酒を飲んではいけないという戒め。仏教の五戒の一。不飲酒戒。

おん-しゅう ヲンシウ [0] 【怨讐】🔗🔉

おん-しゅう ヲンシウ [0] 【怨讐】 恨み,かたきとすること。えんしゅう。「父子・兄弟―を結び/太平記 27」

大辞林 ページ 140570