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かい カヒ [0] 【甲斐・詮・効】🔗🔉

かい カヒ [0] 【甲斐・詮・効】 その行為に値するだけのしるし。また,それだけの値打ちや効果。せん。「頑張った―があった」「苦労の―がない」 →がい(甲斐)

かい カヒ 【甲斐】🔗🔉

かい カヒ 【甲斐】 旧国名の一。山梨県全域にあたる。甲州。

かい カヒ 【卵】🔗🔉

かい カヒ 【卵】 たまご。また,そのから。かいご。「―のうちに命こめたる雁の子は/宇津保(藤原君)」

かい カヒ [1] 【貝】🔗🔉

かい カヒ [1] 【貝】 (1)かたい貝殻(カイガラ)をもった軟体動物の総称。二枚貝・巻貝(マキガイ)・角貝(ツノガイ)などを含む。多くは水中にすむ。 (2)貝殻。「―細工」 (3)ほらがい。「―をにはかに吹き出でたるこそ/枕草子 120」 (4)「貝合わせ」の略。「―の御勝負/御湯殿上(文明一九)」

――を作・る🔗🔉

――を作・る 〔口の形が「へ」の字になり,蛤(ハマグリ)の形に似るところから〕 べそをかく。泣き顔になる。「―・るもいとほしながら/源氏(明石)」

かい カヒ [0][1] 【峡】🔗🔉

かい カヒ [0][1] 【峡】 〔「交(カ)ひ」と同源〕 山と山との間の狭く細長い土地。「狭き山の―に出でぬ/即興詩人(鴎外)」

かい カヒ 【匙】🔗🔉

かい カヒ 【匙】 〔もと貝殻を用いたところから〕 さじ。「箸(ハシ)・―など,取りまぜて鳴りたる,をかし/枕草子 201」

かい [0] 【粥】🔗🔉

かい [0] 【粥】 「かゆ」の転。[ヘボン]

かい カヒ [0] 【買い】🔗🔉

かい カヒ [0] 【買い】 (1)買うこと。「安物―」 (2)相場の値上がりを予想して買うこと。 ⇔売り

かい [1] 【櫂】🔗🔉

かい [1] 【櫂】 〔「掻(カ)き」の転〕 (1)船具の名。水をかいて船を進めるのに使う。木製で上半分は丸い棒,水中に入る部分は平らに削ってある。和船用のものは握る側に T 字形の短い柄がある。 (2)醤油・酢などを造る時,樽の中の原料をかきまぜる木製の用具。 (3)家紋の一。{(1)}を組み合わせたもの。三違櫂(ミツチガイカイ)・五違櫂など。

大辞林 ページ 140626