かい-じん ―ヂン [0] 【芥塵】 ちりあくた。塵芥。「―の流れ行く/日乗（荷風）」

かい-じん 【海人】 海辺の人。漁夫。あま。「ほだはら・数の子を売る―までも/浮世草子・織留 3」

かいじん-そう ―サウ [0] 【海人草】 ⇒かいにんそう（海人草）

かい-じん [0] 【海神】 海の神。わたつみの神。竜王。

かい-じん ―ヂン [0] 【開陣】 兵を引きあげて陣営をあけること。

がい-しん グワイ― [0] 【外心】 （１）隔てのある心。よそよそしい心。 （２）〔数〕 三角形の外接円の中心。各辺の垂直二等分線の交点。 ⇔内心

がい-しん グワイ― [0] 【外臣】 （１）外国から来た臣下。 （２）朝廷に仕えている臣で，仲間でない者。「仲成―を遠ざけんと/読本・春雨（血かたびら）」

がい-しん グワイ― [0] 【外信】 外国からの通信や情報。「―部」

がい-しん [0] 【害心】 害を加えようとする心。害意。「―をいだく」

がい-じん グワイ― [0] 【外人】 （１）外国人。「―選手」「―墓地」 （２）内輪でない人。他人。外部の人。「―もなき所に兵具をととのへ/平家 1」

がいじん-ぶたい グワイ― [5] 【外人部隊】 外国人の傭兵によって編制した部隊。特に，一九世紀以降アルジェリアに駐屯していた，フランスの部隊がよく知られる。

がい-じん グワイヂン [0] 【外陣】 「げじん（外陣）」に同じ。

がい-じん ―ヂン [0] 【凱陣】 （名）スル 戦いに勝って，自陣に帰ること。「隊伍斉整と―して/八十日間世界一周（忠之助）」

かい-じんどう カヒ― [3] 【甲斐神頭】 シソ科の多年草。山地の草原に生える。高さ30〜40センチメートル。葉は対生し，卵形。初夏，茎頂に花穂を立て，濃紫色の小花を密につける。