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かえる-がえる カヘルガヘル 【返る返る】 (副)🔗🔉

かえる-がえる カヘルガヘル 【返る返る】 (副) 「かえすがえす」に同じ。「―ひまなううらみつくさせ給ふ御文も/寝覚 3」

かえる-かり カヘル― 【帰る雁】 (連語)🔗🔉

かえる-かり カヘル― 【帰る雁】 (連語) 春になって北へ帰って行く雁。帰雁(キガン)。[季]春。《―田ごとの月の曇る夜に/蕪村》

かえる-さ カヘル― 【帰るさ】🔗🔉

かえる-さ カヘル― 【帰るさ】 〔「さ」は接尾語〕 帰る時。帰る途中。かえさ。「―に妹に見せむにわたつみの沖つ白玉拾(ヒリ)ひて行かな/万葉 3614」

かえる-さま カヘル― 【帰るさま】🔗🔉

かえる-さま カヘル― 【帰るさま】 「かえるさ」に同じ。

かえる-とし カヘル― 【返る年】 (連語)🔗🔉

かえる-とし カヘル― 【返る年】 (連語) 翌年。その次の年。「―の二月二十日よ日,宮の職へ出でさせ給ひし/枕草子 83」

かえる-やま カヘル― 【帰山】🔗🔉

かえる-やま カヘル― 【帰山】 福井県南条郡今庄町にある低い丘。鹿蒜(カヒル)神社がある。((歌枕))「―かへるがへるもおいにけるかな/古今(雑上)」

がえろめ-ねんど ガヘロメ― [5] 【蛙目粘土】🔗🔉

がえろめ-ねんど ガヘロメ― [5] 【蛙目粘土】 瀬戸(愛知県)・多治見(岐阜県)地方や島ヶ原(三重県)地方に分布する第三紀鮮新世の粘土層。花崗(カコウ)岩の風化残留粘土で,中に石英粒が点々と残っており,雨水に濡れると蛙の目のように見える。窯業原料。がえろめ。

か-えん クワ― [0] 【火炎・火焔】🔗🔉

か-えん クワ― [0] 【火炎・火焔】 燃えさかる火。ほのお。

かえん-ぐま クワ― [2] 【火焔隈】🔗🔉

かえん-ぐま クワ― [2] 【火焔隈】 歌舞伎の隈(クマ)取りの一。紅の筋隈を火焔にかたどったもの。「義経千本桜」二段目の「鳥居前」で狐忠信(タダノブ)がする。

かえん-さい クワ― [2] 【火焔菜】🔗🔉

かえん-さい クワ― [2] 【火焔菜】 アカザ科の一,二年草。根菜として栽培。根の外皮は赤色。横断面に同心円状に赤色の輪がある。サラダなどに用いる。

大辞林 ページ 140820