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かき-ちら・す [4][0] 【書(き)散らす】 (動サ五[四])🔗🔉

かき-ちら・す [4][0] 【書(き)散らす】 (動サ五[四]) 筆にまかせてに書く。あちこちに書く。「方々に雑文を―・す」

かきつ [0]🔗🔉

かきつ [0] カキツバタの略。「姫は蓮公家は―をおつて見せ/柳多留 67」

かき-つ 【垣内】🔗🔉

かき-つ 【垣内】 (1)垣根のうち。屋敷の中。かいと。「我が背子が古き―の桜花/万葉 4077」 (2)領地。占有地。新しく占有・開拓した土地。「我が背子が―の谷に/万葉 4207」

かきつ-た 【垣内田】🔗🔉

かきつ-た 【垣内田】 垣の中の田。囲いの中にある田。「神奈備(カムナビ)の清き御田屋の―の池の堤の/万葉 3223」

かきつ 【嘉吉】🔗🔉

かきつ 【嘉吉】 年号(1441.2.17-1444.2.5)。永享の後,文安の前。後花園天皇の代。かきち。

かきつ-き 【嘉吉記】🔗🔉

かきつ-き 【嘉吉記】 嘉吉の乱の顛末,および播磨赤松氏再興に至る経過を編年式に記した記録。一巻。著者・成立年代ともに未詳。赤松記。

かきつ-の-らん 【嘉吉の乱】🔗🔉

かきつ-の-らん 【嘉吉の乱】 1441年(嘉吉1)赤松満祐(ミツスケ)が将軍足利義教(ヨシノリ)を自邸で暗殺した事件。有力守護をおさえて将軍の地位を強化しようと企図した義教が,満祐を圧迫したことによる。満祐は山名持豊らの幕府軍に敗れて自殺し乱は終わるが,幕府の権威も以後衰退した。

かき-づき [2] 【柿・柿🔗🔉

かき-づき [2] 【柿・柿】 (1)熟した柿または干し柿の粉末をもち米に混ぜて蒸した食品。 (2)熟した柿の実に麦の炒った粉を混ぜた団子のようなもの。

かき-つきげ [3] 【柿月毛】🔗🔉

かき-つきげ [3] 【柿月毛】 馬の毛色の名。月毛の赤みをおびたもの。あかつきげ。こうばいつきげ。

かき-つ・く 【掻き付く】 (動カ四)🔗🔉

かき-つ・く 【掻き付く】 (動カ四) (1)とりつく。しがみつく。「手腓(タコムラ)に虻(アム)―・き/古事記(下)」 (2)頼る。頼りにする。「いとど,―・かむ方なく/源氏(蓬生)」 (3)ねだって自分の物とする。「はうばいの若い者に絹の脚布(キヤフ)―・き/浮世草子・一代女 5」

大辞林 ページ 140885