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かぎ・る [2] 【限る】 (動ラ五[四])🔗🔉

かぎ・る [2] 【限る】 (動ラ五[四]) (1)時間・空間・数量などの範囲を定める。事物の限界を設ける。限定する。「同伴は一名に―・る」「時間を―・って閲覧させる」「―・られた予算」「天地は―・る所なし/徒然 211」 (2)特にそれだけを,とりたてる。「最終日に―・り三割引き」 →かぎって (3)(「…は…に限る」の形で)それを最もよいとする。「花は桜に―・る」「分からない事は聞くに―・る」 →限らない [可能] かぎれる

かぎろい カギロヒ 【陽炎】🔗🔉

かぎろい カギロヒ 【陽炎】 (1)かげろう。「―の燃ゆる春べとなりにしものを/万葉 1835」 (2)明け方の空の明るみ。曙光(シヨコウ)。「東(ヒムガシ)の野に―の立つ見えてかへり見すれば月かたぶきぬ/万葉 48」

かぎろい-の カギロヒ― 【陽炎の】 (枕詞)🔗🔉

かぎろい-の カギロヒ― 【陽炎の】 (枕詞) (1)かげろうが主として春に立つことから「春」にかかる。「―春にしなれば/万葉 1047」 (2)かげろうのゆらゆらと燃えたつさまから「燃ゆ」にかかる。「―心燃えつつ/万葉 1804」

かきわ カキハ 【堅磐】🔗🔉

かきわ カキハ 【堅磐】 かたい岩。かちわ。「―に常磐(トキワ)に斎(イワ)ひまつり/祝詞(祈年祭)」

かき-わかば [3] 【柿若葉】🔗🔉

かき-わかば [3] 【柿若葉】 柿のみずみずしい若葉。[季]夏。

かき-わけ [0] 【書(き)分け】🔗🔉

かき-わけ [0] 【書(き)分け】 区別して書くこと。「漢字の―」

かき-わ・ける [4][0] 【書(き)分ける】 (動カ下一)[文]カ下二 かきわ・く🔗🔉

かき-わ・ける [4][0] 【書(き)分ける】 (動カ下一)[文]カ下二 かきわ・く ある基準により分けて書く。区別して書く。「人物の性格を巧みに―・ける」

かき-わ・ける [4][0] 【掻き分ける】 (動カ下一)[文]カ下二 かきわ・く🔗🔉

かき-わ・ける [4][0] 【掻き分ける】 (動カ下一)[文]カ下二 かきわ・く 左右に押して,開く。「人垣を―・けて前に出る」

かぎ-わ・ける [4] 【嗅ぎ分ける】 (動カ下一)[文]カ下二 かぎわ・く🔗🔉

かぎ-わ・ける [4] 【嗅ぎ分ける】 (動カ下一)[文]カ下二 かぎわ・く においをかいで,物を区別する。比喩的にも用いる。「香水の銘柄を―・ける」「うそかまことかを―・ける」

大辞林 ページ 140905