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――ある道🔗🔉

――ある道 死出の旅路。「泣き沈み給へど―なりければ何のかひなし/源氏(椎本)」

――ある世🔗🔉

――ある世 限りのある世。此の世。現世。「別れてはいつあひ見むと思ふらむ―の命ともなし/後撰(離別)」

――でな🔗🔉

――でな その規則・制限に含まれない。限りに有らず。「一八歳未満はその―い」

――を尽く・す🔗🔉

――を尽く・す 限度いっぱいに物事をする。「贅沢の―・す」「力の―・す」

かぎり-づき 【限り月】🔗🔉

かぎり-づき 【限り月】 一年の最後の月。一二月。極月(ゴクゲツ)。限りの月。[日葡]

かぎり-の-こと 【限りの事】🔗🔉

かぎり-の-こと 【限りの事】 最後の事。葬儀。「限りの御ことども,し給ふ/源氏(御法)」

かぎり-の-たいこ 【限りの太鼓】🔗🔉

かぎり-の-たいこ 【限りの太鼓】 江戸時代,大坂新町遊郭で,門限を知らせるために打つ太鼓。寛永(1624-1643)頃は夜の四つ時。のち,次第に遅れて九つ時・八つ時となる。

かぎり-の-たび 【限りの度】🔗🔉

かぎり-の-たび 【限りの度】 最後の回。最後の機会。「あやにくに―しも(匂宮ヲ)入れたてまつらずなりにしよ/源氏(蜻蛉)」

かぎり-の-たび 【限りの旅】🔗🔉

かぎり-の-たび 【限りの旅】 最後の旅。冥途へ行く旅。「悲しきこよひかな―と見るにつけても/山家(雑)」

かぎり-の-つき 【限りの月】🔗🔉

かぎり-の-つき 【限りの月】 ⇒かぎりづき(限り月)

かぎり-な・い [4] 【限り無い】 (形)[文]ク かぎりな・し🔗🔉

かぎり-な・い [4] 【限り無い】 (形)[文]ク かぎりな・し (1)どこまでも広がって,果てるところがない。尽きることなく続く。「―・い可能性を秘める」「―・く広がる夢」 (2)最高である。この上ない。「―・い感謝を捧げる」「―・き十善の王におはしますめれ/栄花(日蔭のかづら)」 (3)程度がはなはだしい。著しい。「うつくしき事―・し/竹取」

大辞林 ページ 140904