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か-ぐろ・い [3] 【か黒い】 (形)[文]ク かぐろ・し🔗🔉

か-ぐろ・い [3] 【か黒い】 (形)[文]ク かぐろ・し 〔「か」は接頭語〕 くろぐろしている。「―・い影」「―・き髪に/万葉 804」

かく-ろう ―ラフ [0] 【客臘】🔗🔉

かく-ろう ―ラフ [0] 【客臘】 去年の一二月。旧臘。

かく-ろう ―ラウ [0] 【閣老】🔗🔉

かく-ろう ―ラウ [0] 【閣老】 (1)江戸幕府で,老中の異名。 (2)唐・明で,宰相の称。

かくろ・う カクロフ 【隠ろふ】🔗🔉

かくろ・う カクロフ 【隠ろふ】 〔動詞「隠る」に継続の助動詞「ふ」の付いた「隠らふ」の転〕 ■一■ (動ハ四) 物陰にひそむ。かくれる。「きのふけふ雲のたちまひ―・ふは花の林をうしとなりけり/伊勢 67」 ■二■ (動ハ下二) (1)物陰にひそむ。かくれる。「うちとけたる方にて時々,―・へ見侍りし程は/源氏(帚木)」 (2)人目に立たないでいる。「夜目にこそしるきながらも,よろづ―・へたること多かりけれ/源氏(末摘花)」

かくろえ カクロヘ 【隠ろへ】🔗🔉

かくろえ カクロヘ 【隠ろへ】 〔下二段動詞「隠ろふ」の連用形から〕 (1)隠れている所。物陰。「木の下の―も侍らざりき/源氏(総角)」 (2)かくされていること。秘密。「何事の―あるにか,ふかくかくし給ふ/源氏(梅枝)」

かくろえ-ごと カクロヘ― 【隠ろへ事】🔗🔉

かくろえ-ごと カクロヘ― 【隠ろへ事】 かくしごと。「忍び給ひける―をさへ語り伝へけむ人の/源氏(帚木)」

がく-ろく [0] 【岳麓】🔗🔉

がく-ろく [0] 【岳麓】 山のふもと。特に,富士山のふもと。

かく-ろん [0] 【各論】🔗🔉

かく-ろん [0] 【各論】 全体を構成する細かい項目に関する議論。 ⇔総論 「これより―に入る」「総論賛成,―反対」

かく-ろん [0] 【確論】🔗🔉

かく-ろん [0] 【確論】 (1)根拠のあるたしかな議論。定論。 (2)他人の意にそむき,あらそうこと。[色葉字類抄]

か-ぐわし・い ―グハシイ [4] 【香しい・芳しい・馨しい】 (形)[文]シク かぐは・し🔗🔉

か-ぐわし・い ―グハシイ [4] 【香しい・芳しい・馨しい】 (形)[文]シク かぐは・し 〔「香細(カクワ)し」の意〕 (1)上品なかおりがおだやかににおうさま。「―・い香り」 (2)心をひきつけるさま。魅力的だ。「縵(カズラ)かけ―・し君を相見つるかも/万葉 4120」 [派生] ――さ(名)

大辞林 ページ 140978